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2010年9月23日の中日新聞では、中京大、資格センターの元部長(52)が
約10年にわたりテキスト代として
学生から受け取った計2億4千万円を着服していたと報じています。
①「大学側はセンターがテキスト代を別途集めていることを知らなかった」と鬼頭理事が会見で述べているが、
果たして知っていたら着服に気づいただろうか。(チエックシステムが働く仕組みになっているか)
②現金で学生から受け取っていたようであるが、今後学校はあらゆる種類の納付金について、
現金扱いを原則やめるようにしたほうが良い。
③年度初めに現金が入ると、毎日のように現金自動預け払い機(ATM)から自分名義の口座に入金していたとのこと。
学内のATM機と思われるが、入金回数が多い口座について通報することができる仕組みを採用しておくとよい。
教育機関での不祥事は大変困る話だ。
学生募集のこの時期は不自然なほど「良い記事」より「悪い記事」の方が目に付く。
今回は梅村学園の中京大学だ。
残念に思うのは私以上に大学側であろうが、学生たちが一番の被害者である。
何がどうあれ、教育機関が学生に迷惑を掛けることは恥ずべきことだ。
受験講座などの「テキスト代」職員が2億4千万円も着服していたそうだ。
しかも約10年間である。
テキスト代1人約4万円。これが全て元職員一人の口座に。
こんなことであればテキスト代をもっと安くできたろうに。
しかも、情けないのは大学側が10年も気が付かなかったという杜撰さだ。
広報戦略では中部地区でもトップレベルの中京大学だが、
この時期に不祥事が発覚すれば必ず学生募集に影響を与える。
在学中の浅田真央選手が嘆いても仕方なかろうが
「広報」より「管理体制」改善が急務な大学であることはいうまでもない ・・・