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>>513-514 >>516
(2010年度学生アンケート実施結果報告書より)
(1)法学部事務室における窓口対応について
法学部事務室における窓口対応については、過去3年間いずれの年度においても利用者
の満足度が60%を下回っており、他学部と比較しても低い水準にあります。また、自由記述
回答においては「言葉づかいが悪い」「態度が高圧的である・冷たい」「融通がきかない」等、
厳しいご意見が多々寄せられています。学生のみなさんにとって、学部事務室は学生生活
における最も身近な窓口でありますので、このようなご意見を継続して頂いていることにつ
いては大変重く受け止めております。
法学部事務室では、事務室窓口および電話での対応に際して、次の3点を念頭においた対
応を心がけています。それは、①正確であること、②誰に対しても同じ対応であること=相手
によって差別をしないこと、③親切・丁寧であること、です。窓口で同じ対応が行われていて
も、それに対して受ける印象は人によって様々かとは思いますが、このアンケート結果から
は特に③の部分について充分に実践できていないということが読み取れるのではないかと
思います。法学部事務室は現在約30名と大変多くのスタッフが窓口対応その他の業務に
あたっており、その立場も専任職員・派遣職員・パートタイム職員と多様ですが、これら3点
の窓口対応にあたっての基本的な方針について再度認識を共有し、改善に努めていきたい
と考えております。
その一方で、この機会に法学部学生のみなさんには、次のようなことについてぜひ知ってい
ただき、自ら考えて行動していただきたいと思います。学部や大学の手続きは所定の手続き
に従って行われています。手続きに関するルールやスケジュール等の事項は、履修要項等
の冊子やC Plus、ガイダンス等を通してみなさんにお知らせしており、学生のみなさんそれぞ
れが内容を確認し、行動する必要があります。法学部は、「法」という社会において共通のル
ールについて学び、法的な思考力を養うことにより、社会における様々な問題を解決するスキ
ルを身につけることを学びの目標としている学部です。ですから、特に法学部学生のみなさん
には、「手続きを行う」ということの意義や意味、それを守ることの重要性についても入学後の
早い段階で学んでほしいと思っています。そして、みなさんが社会に出たときに決められた手
続を踏んで、自分の権利を主張したり義務を果たす姿勢についても、大学在学中にぜひ身に
つけてほしいと思っています。もちろん、このことは行きすぎた指導や感情的な対応を許すこ
とにはなりません。もし、学部事務室窓口等の対応において納得できない・不快な思いをする
ような対応を目にすることがありましたら、Eメールやオピニオン・カードを通じてでも結構です
ので、その旨を法学部までお伝え下さい。私たちは必ず改善を図っていくつもりです。