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福大前駅─大橋駅間 病院を結ぶバス路線 外環状道路 来年1月から社会実験
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福岡市と国土交通省九州地方整備局などは7日、全線4車線化の整備が進む国道202号
福岡外環状道路沿いの医療機関を結ぶバス路線を設けるための社会実験を、来年1月から
始めると発表した。実験は、市営地下鉄七隈線福大前駅と、西鉄天神大牟田線大橋駅を
結ぶ9キロの区間を予定している。
福岡外環状道路は、市南西部を東西に走る福岡都市高速5号線の下部を通っており、沿線には
福岡大学病院をはじめ、九州がんセンター▽長尾病院▽さくら病院▽福岡徳洲会病院▽福西会病院▽
那珂川病院-などの医療機関が集積、一般・療養を合わせた病床数は4千床を超える。しかし、
こうした医療機関を結ぶ形での路線バスはない。
この7病院が2008、09年度に通院者と見舞いの来院者を対象にアンケートを実施したところ、
1日当たり1350人の利用者が見込まれるとの結果が出たため、西鉄にバス路線の開設を求めてきた。
社会実験は3月末までの予定で、具体的な利用状況を調べる。また同道路の井尻地区の区間(1キロ)が
本年度内に開通すれば、西鉄井尻駅とを結ぶコースも実験対象に組み込む予定という。
実験の運行本数などは今後、西鉄と詰める。事業費は約1千万円。国の交付金活用を想定する。
路線バス設置を要望してきた長尾病院の服部直和専務理事は「多くの市民に利用してもらって定期路線となり、
医療機関の連携が進むことも期待したい」と話した。