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広島は、中国四国地方における中心都市であり、西日本の中でも有数の知名度を誇る県です。 その為、隣接している県と比較すると、地価も高く、それは新築マンションの賃貸料、分譲マンションの価格にも反映されています。
とはいえ、東京や大阪と比較した場合、広島は決して土地が高いというわけではありません。 日本有数の知名度を誇る土地の中では、むしろ安い部類に入るでしょう。
人口の多さは全都道府県で上位にランクインしており、中心となる広島市は、100万人都市としてかなり大きな区域となっているのですが、同規模の都市の中では地価はリーズナブルな方といえます。
これはやはり、東京・大阪・名古屋といった大都市から離れていることが理由として挙げられるでしょう。 その為、広島で新築マンションを建てる、あるいは新築物件を借りる場合は、結構お得な価格となります。
区域別に見ると、やはり広島市の地価が高く、賃貸マンションの場合は高くても月10万円を割り込むところがほとんどです。 中区などは高めですが、そこから少し離れた東区などは、結構安くなっています。
また、広島市から少し離れた西区、東広島市などは、かなりお求め安い値段でマンションの購入が可能となっています。 そんな広島ですが、先日、長崎と共に2016年のオリンピックの共催を目指す、という方針が発表されました。
現実的には、共同での開催はオリンピックの歴史上一度もなく、かなり厳しいと思われますが、今後もその方針に変更がないのであれば、候補地として様々な新築物件を建設していくことになるでしょう。
ホテルやスポーツ施設等がたくさん改築、新築されていくことになるので、現在のマンションなどが取り壊しになる可能性もあります。 交通機関の整備なども行われるでしょうから、マンションだけでなく、住宅街の一戸建ても減っていくかもしれません。
そうなってくると、広島県の周囲に新築マンションが多数建設される可能性もあります。 こういった催しや行政のあり方によっても、マンションの事情は大きく変動していきます。 広島には今後も注目しておきたいところですね。