10/07/09 15:37:50
>>414-417
【IPアドレスから分かること】
TCP/IP を用いた通信では、常に自分のIPアドレスが通信相手に伝達される。
例外として通信経路にゲートウェイ(プロキシサーバ等)がある場合には
ゲートウェイのIPアドレスが伝達されるが、これもゲートウェイには自分のIPアドレスが伝達される。
このIPアドレスから情報を得るにはWHOISやDNSを用いる。
WHOISはIPアドレスを割り振られているネットワーク管理者に関する情報を得られ、DNSはIPアドレスからホスト名を得られる。
これらによって得られる情報のうち、登録組織名やホスト名から接続元の場所が得られる。
大抵はプロバイダ名と地域が分る程度だが、会社や大学に割り振られている場合には接続元の住所が得られる事もある。
上記以外の個人情報(氏名・詳細な住所・電話番号・メールアドレスなど)をIPアドレスのみから知ることは、ISP等から個人情報と接続記録が漏洩しない限り不可能である。
したがって、IPアドレスを記録・公開してもそれが現実空間において即詳細な個人情報の暴露につながるわけではない。
つまり、ワンクリック詐欺などのサイトでさえ、接続元のIPアドレスを表示して金銭を騙しとろうとしてもサイト側は接続元の詳細な住所まではわからない。