11/08/08 20:27:58.38 Iu+RYhRs0
>>515
IDかわりますが、思うに一番の原因は主守従攻ゆえ教科書である法形に
自分から仕掛ける技がないからでしょう。
法形に沿ってカリキュラムをすすんでいくと、自分で先をとることが覚えられません。
少林寺の順突きも逆突きもお気づきのとおり、先をとるのに適していないです。
遅くはないんですが、射程距離が短く腕の動作は小さいものの、実は体全体の動作は
大きい。
(動画で強そうな上級者の突きは乱捕りで身に着けた法形とは違う突きを多用している
ことが多い)
空手というか、少林寺以外の打撃系武道・格闘技は「防御を念頭にしながら
攻撃」するものなので、基本技をそこそこ覚えたら乱捕り(組手、スパーリング)に
放り出されます。
なぜ自分の攻撃が相手にあたらないか?という壁にぶちあたり、そこで自分で
学習します。
>運動の起点が下半身で膝 骨盤 腰 肩 肘 拳の順に加速する
なるほどそうなんですが、でも自分の経験でいえばボクシングやキックも突きは
同じような原理です。
ただ先をとる稽古をして使い方、使いどころを覚えるので使えるわけで、
運歩を優先した突き仕方をして、決めるところではこの類の突きをします。
そういう稽古の場が最初から少林寺にはないのだと思います。
これはおそらく意図的に開祖がこのように設計したんだと思います。