11/08/08 20:19:48.90 3WjpZXLZ0
教本の順突きがテレフォンだからね。
みんな、テレフォンパンチを真似する。
で、起こりを無くした突きをだすと、
「それは少林寺ではない」とか、もっと言うなら「肩と腰が入ってない
から弱い」とか、8割以上を占めている「不勉強な高段者」もっといえば
「自分の頭で考えない狂信者的高段者」が怒り出すんですよね。(w
実際は、予備動作が小さいからパワーがない様に見えるだけなん
ですけどね。肩や腰を見え見えに入れるから強いのではなく、
体重を、もっと言えば重心を乗せられるから強いパンチになるんですけどね。
そして、演舞の影響で固い、一見素人には強そうに見えるけど
しなやかさが無いから、見た目倒しなんですけどね。
サンドバッグを突きまくって、どうすれば威力が出るかとか、
ミットや乱取りをたくさんやってどうすれば予備動作が減るかとか
を、法形よりも先にやっておくべきです。それさえできれば、
法形は少なくとも剛法は、只の順番記憶で大丈夫。
根本を理解できてない人間が、やれ手の角度だ足の位置だの枝葉の
形ばかり鋳型のように固めてしまうから、ますます使えなくなるんです。
で、本部の偉い人も実はそれに気づいてない。実戦派と呼ばれる先生
達も、法形ではなく、大学時代の上記のような練習で無意識に使える
ようになっただけです。無意識だから、なおたちが悪い。法形で強く
なったと勘違いしちゃっているから。