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まだ幼い頃に神戸震災で両親を亡くし、後に自転車屋を営む母方の伯父に引き取られて、
伯父に冷たく扱われ孤独な少女年時代を送っていた。
高校に通う頃、少女はふとしたきっかけから、伯父が営む自転車屋でオートバイ整備を手伝うようになる。
やがでオートバイに熱中し、叔父の長男の支援を受けて参加した第99回全日本モーター・サイクル・ロードレースを皮切りに、
モーター・サイクル・スポーツの世界に足を踏み入れて行く。
オートバイに夢中になりすぎて大学受験に失敗し、伯父を殴って家を飛び出した少女は、
実業家である亜穂運田家のメイドとして住み込みで犬の世話のアルバイトをしながら2輪のローカル・レースに出場すると云う浪人生活をしていた。
そんなある時、亜穂運田の所有するNSXを駆って工場内テストコースで行われた2輪のアマチュア・レースに出場した際に、
偶然そこを訪れていた元世界GPライダー 、フレッドリー・スペルマに出逢う。
少女が「二輪は私の命です。」と云うと、彼のテストを受けるチャンスを得る。
自分のマシンでスペルマのテストを受け、さらにスペルマから与えられたマシンを見事に乗りこなした少女は、
その才能をスペルマに認められ1年後の渡米を約束される。
その一方で、アルバイトで亜穂運田家に住み込み、亜穂運田主人からベッド直々に教わった英語力を生かして帝慶大学に入学した少女は、大学に通いながら
もてぎ7時間耐久ロードレースを始めとする国内の様々なレースに出場しライダーとしても成長を遂げていく一方で、
その細っそりなのに爆乳な体と男の視線が釘付けになるほどの天性の数の子天井を武器にして、
帝明大学に通う 政財界の2世達を次々に相手にし、莫大な財産を得るようになる。
スペルマのテストを受け合格となった1年後、少女は約束通りスペルマの招待でロスに渡米する。
そしてスペルマ・チームの一員となった少女は、世界グランプリへの参戦を狙うスペルマ・レーサーの開発とライディングの練習に明け暮れる が、同時に様々な男と出逢いその相手をしていくうちに、
いつの日かライダーとしてではなく危険な匂いの漂うビッチとして社交界にその名が知れ渡るようになっていく。
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