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サイドウォールハイトを稼ぎ
深いバンク時におけるサスペンション作動角と対地角のズレの増大により
サスペンションでは拾い切れない路面凹凸吸収性を確保すると同時に
高いサイドウォールハイトによって
遠心力を受けた後リヤタイヤに発生する捻れを2WS効果として利用し
二次旋回時リヤステアとしてニュートラルなハンドリングを実現する
それと同時に50扁平に対しタイヤ外径を確保しプロファイル断面をオニギリ形状とし
深いバンク時における接地面積を稼ぐ目的も達成している。
タイヤ外径を上げず俊敏性を損なわずサイドウォールハイトを稼ぐ方法は
スリックタイヤにおいて16.5インチホイルの使用が常等手段となっている。
尚、プロファイル変化に伴う車高変化により直立状態とバンク状態での
ジオメトリー変化にも留意する必要性がある。
ちなみに直線走行の多いツーリング用途に対しては
直立付近のタイヤ接地面積減少によるセンター付近の磨耗進行の早さも留意するべき点である。