11/01/30 18:58:28 +9oGL90+
日本のモノ作りはすでに2000年までに「飽和」している。
以後は小手先のごまかしで時間を消費しているにすぎない。
現場のコストダウンであったり、人件費の縮小であったり。
新技術の創生はほぼできていない。
これは社会の満足度が「飽和」に達しつつあるからであり、
昨今の30代までの仕事に対する意欲などは、これが現象として具現化しているものである。
工具に関して言えば鍛造技術、及び表面処理技術は
日本においては90年代までに極大化した。現状はゆるやかな下降線をたどっている状態。
そのような’気力の無い’工具を崇拝するかどうかは、もちろん個人に委ねられる。
その使用者は手に持つ工具はそのような状態であることを認識することが、まず必要とされるだろう。
MadeInJapanが持っていた(かもしれない)威光はとうの昔に、消え去った。
斜陽ニッポンに生きる者として、悲しくも認めつつ、工具を選択しなければならないのだ。