10/10/15 21:56:21
訣別の予感 - 小島 (男性) URL
2010/10/15 (Fri) 21:11:06
土浦に来てから6年が経ってしまいました。
時の流れはあまりにも速いです。
親爺が没したら隣町の実家、阿見の物件は安値で売りに出されることになるかもしれないと、この間母が言いました。
それにもう一つの物件、小学校裏の陋屋は築150年。誰も住んでいないから荒れ放題のお化け屋敷。祖母とその子供が育った家です。これも親爺の存命中に始末しなければなりません。
トタンの屋根は赤錆だらけで穴が開き、祖母が亡くなるまで残すだなんて、物凄い執着ぶりだと思います。その祖母も去年亡くなりました。
もともと祖父が長野県出身の海軍将校(1944年戦没)で、旧阿見村のM家の次女を嫁に貰って子供を遺したのが事の始まりで、親爺が亡くなればこの土地とはわれわれは縁が切れます。母がこの土地に住む理由がなくなるというわけです。
借地なので更地にして土地の所有者に返さなければなりません。地代が年10万で、毎年土地の所有者に払ってきました。解体業者に頼んで壊してもらえば少なくとも100万。火をつけて燃やした方が早いです。
親爺は何を考えているのか、毎日釣りに出かける日々。