09/09/18 03:36:38
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高速自転車「待った」府中・多摩川河川敷
休日ともなれば、都心からも多くのサイクリストが訪れる多摩川の河川敷。中でも府中市の
「府中多摩川かぜのみち」(9.4キロ)は人気が高い。しか し、高速で走り抜ける自転車と
歩行者との間で事故が多発、今年6月には自転車とぶつかった歩行者が死亡する事故も起きた。
事態を重視した市は、自転車の速 度を抑えるための路面改修に乗り出した。(石川幸夫)
「かぜのみち」は1970年代に「多摩川サイクリングロード」として整備されたが、
8年前に名称を変更、ジョギングや散歩のための「歩行者優先」の道とされた。
とはいえ、この区間は羽村市から大田区まで約50キロにわたる多摩川沿いの道の中でも
比較的よく整備されていて高速走行がしやすく、景色も良いことから人気が高い。
とりわけ休日はスポーツタイプの自転車が多く行き交う。
市によると、「かぜのみち」の自転車の通行量は平日の約1000台が、休日になると
4~5倍にはね上がる。幅約3メートルの道は、歩行者とランナー、自転車でごった返す。
混雑がひどくなるにつれ、事故の多発が問題になってきた。昨年は自転車と歩行者、
あるいは自転車同士の接触・衝突事故が23件起きた。このうち2件は重傷事故だった。
今年は市や府中署が週末に現地で注意を呼びかけるなど対策に力を入れているにもかかわらず、
これまでに15件の事故が発生。中でも6月には歩行者と自転車が衝突し、歩行者が死亡した。
自転車の速度の出し過ぎと前方不注意が原因とされている。
つづく