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公然わいせつの罪に問われた福井市企業局給水課主査の藤澤伸治被告（３４）＝福井市南四ツ居＝
の判決が２６日、福井地裁であり、佐茂剛裁判官は、懲役４月、執行猶予２年（求刑懲役６月）を言い渡した。
佐茂裁判官は「動機は自己の性的欲望を満たそうという身勝手なもの。若い女性に自転車で接近し、
ペダル上に立ち、下半身を見せるという積極的なもので、周囲の者に与える不快感が大きい。地域に不安
を与え、常習性も明白で著しい」と理由を述べた。
判決などによると、藤澤被告は平成２１年７月２３日～２２年７月１７日の間に、深夜５回にわたり福井
市内の路上や駐車場で女性（当時１８～２７歳）らに対して下半身を露出した。
藤澤被告は昨年１０月５日に同市から停職３カ月の処分を受け、起訴休職中。弁護側は「確定すると失職
するので高裁の判断をあおぎたい」として即日控訴した。
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