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庄田隆弘(31歳 阪神タイガース 外野手)
幼い頃からプロ野球選手を目指し、大学、さらには社会人野球でも野球を続けるも
プロからの声がかからなかった庄田。そんな庄田に転機が訪れたのは2002年。
前阪神の監督・野村克也氏が庄田の所属していた社会人野球シダックスの監督に就任したのだ。
そして野村の指導により一気に才能が開花した庄田は、2003年、阪神タイガースへ入団を果たす。
しかしプロの世界は甘くはなかった。なかなか一軍定着ができず、プロ7年目の今年、戦力外通告を受けた。
庄田は2008年に結婚した妻と二人暮らし。妻は4歳年下ながら叱咤激励を飛ばし庄田を奮い立たせている。
俺には野球しかない。野球で稼いで妻を幸せにしたい。
そんな折り、新聞紙面ではオリックスが庄田に興味があるという情報が。
トライアウトでは5打数2安打としっかり結果を残した庄田。彼に吉報は届くのか!?
荒川雄太(23歳 ソフトバンクホークス 捕手)
高校通算26本塁打の強打とその強肩が注目され2005年、ドラフト一位でソフトバンクに入団した荒川。
その年、メジャー挑戦のためチームを離れた城島の後を継ぐ逸材としての入団だった。
「城島2世」と呼ばれ将来を期待されるも、その現実は厳しかった。
入団から5年、一軍に上がる事は一度もなく今年23歳という若さで戦力外通告を受けた。
ドラフト1位というプライドはもう捨てた。何としても野球を続けたい。
そんな荒川を誰よりも気にかけているのは両親だ。
幼い頃からプロへ向け共に夢見て過ごしてきた両親にとって、息子の戦力外通告は何よりも辛いことだった。
まだ23歳。俺はまだやれる!そんな思いで挑んだトライアウト。
荒川は巧みなリードを見せアピールした。
そして合否の連絡を待つ荒川に一本の電話が…!