10/10/29 09:21:13 h0Hq97Tr0
548 :名無しさん@恐縮です:2010/10/29(金) 09:13:51
[解説] 横浜買収断念 あてのある住生活
横浜の身売りは成立秒読みから一転、破談という意外な結末を迎えた。しか
し、球界関係者の多くは冷静に、というより予想通りに受けとめたという。「あ
まりに情報が漏れすぎ。しかも双方の言い分がいつまでもかみ合ってこない」
(在京球団幹部)。自らの経営難から引き取ってもらう立場であるはずのTBS
が多くの条件をつけていることや、「常識では考えられないほど一方的」(パ
球団首脳)な球場使用契約などが表立って報じられた。しかし、交渉の仲介を
した金融機関関係者からいわせれば「どっちもどっち」だったという。
「本拠地移転以上に、年明けになってもいいから新監督を連れてくるとか、あ
りえない主張が(TBSの)不信を招いていた」住生活グループ。27日の記
者会見では首脳が無念の表情を見せ、「チャンスがあれば」と今後のプロ野球
参入に意欲を見せた。横浜買収を再度試みるのか、それとも他に目星はあるのか。
実際、住生活グループには4年前にも関東の他球団の身売り話が持ち込まれた
こともあるといい、今回の横浜買収に際しても、同社首脳と親しいパ・リーグ球団
のオーナーがたびたび助言を行っていたという。このオーナーが今回の破談に関わ
っているとは言いがたいが、関係者によれば、以前から「数年後、自分に何か
あったときは球団をお譲りしてもいい。条件は無理強いをしない」と同社首脳に
将来の球団譲渡の意向を示唆しているという。別にどうしても横浜球団でなけ
ればならない事情はなかったようだ。
あてがある住生活グループ。一方、気の毒なのはTBS、いや、当の横浜球団
である。「独立採算のチームを目指す」と加持隆雄球団社長は気をはくが、実務
経験豊富な69歳の老社長の手腕をもってしても、今後の見通しはあまりに厳し
すぎる。「経営が立ち往生して球界再編の火元になって、多くのファンを敵に回
すことだけは避けたい」と漏らす球団職員の心情が、このチームの偽らざる現在
の本音だろう。
パリーグのチームでも買うのか…なんでまた