10/10/01 02:45:23 6OrByMbE0
住生活G、横浜ベイスターズ獲得名乗り TBSが売却検討
TBSグループがプロ野球の横浜ベイスターズ(横浜市)を売却する方向で検討し、住設機器最大手の住生活グループが買収に
名乗りを上げていることが30日、明らかになった。今後、TBSグループが保有する同球団の7割近い株式の売却価格などを巡り、
交渉が進む見通し。6年ぶりにプロ野球球団のオーナー企業が変更される可能性が高まった。
TBSグループは同球団を2002年にマルハから140億円で取得。現在はグループで計69.2%の株式を保有する。球団経営は
放映権料収入と観客数の低迷で不振が続き、同グループは本業の放送事業収入などから毎年約20億円を広告宣伝費として
補てんしてきた。だが放送事業も最近は不振に陥り、球団が経営の重荷になってきていた。
一方、住生活はトステムやINAXを傘下に持つが、グループとしての知名度が低く、それをどう高めるかが課題。同社首脳は30日夜、
日本経済新聞の取材に対して「金融機関を通じて横浜ベイスターズを取得しないかという打診があった。ブランド価値の向上につながるか
どうかを見極めながら検討を進めたい」と述べた。
ただ、TBSグループの持ち株会社、東京放送ホールディングス首脳は同日夜、住生活との交渉について「しているとも、していないとも
言えない」と明言を避けた。
球団の取得にはプロ野球の実行委員会とオーナー会議での承認が必要。両社は11月中旬に開催予定のオーナー会議前の決着を
目指す見通しだが、株式の売却価格などの条件で折り合わない可能性もある。
URLリンク(www.nikkei.com)