10/07/03 06:32:04 +OWsEDwp0
2リーグ分立後の読売は「プロ野球」そのものが大事な商品だと理解しており、やる前から結果が予想できるような
勝負事はその商品価値を下げ、ひいては自社のためにならないということもわかっていた。
だからこそ新加盟の広島に白石、大洋に平山、国鉄に宇野という監督候補となってもおかしくない選手を出すことで
リーグ全体の水準維持を図った。移籍選手はちょっと前の巨人で言えば二岡、清水、川相といったクラス。
特に国鉄の宇野、広島の白石の存在はチームの存在にとって欠かせぬ存在となり、巨人-国鉄戦での国鉄の
善戦ぶりはリーグを大いに盛り上げた。
一方パリーグはやる前から3割勝てるかどうかのチームがあるために南海、毎日、西鉄はセリーグと同等以上
の観客を呼びながらリーグ全体としての観客動員が伸びず両リーグの人気差は圧倒的なものとなった。