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ハイブリッドシステムは直列4気筒1.8リットルのエンジンにモーターを組み合わせ、最高出力は
134PS。ドライバーはガソリン残存量に応じてドライブモードをEV、エコ、ノーマル、スポーツから
選択することができる。システムすべてが電子制御されているため、スロットルのレスポンスは
選択したモードに応じたものになる。
電池だけで走行するEVモードは時速45キロで制限がかかり、記者向きではなかった。
エコモードではすべてがスロー。アクセルの反応さえ鈍い。
オフシーズンのマーサズ・ヴィニヤードでのんびりと島巡りをするには向いていそうだが、
戦争状態のマンハッタンでは常に追い越され、他の車に取り囲まれることになるだろう。
ノーマルモードは普通に走るには十分だ。もう一つのスポーツモードでは電気モーターの
パワーが力強い走りをサポートし、ドライバーの興味をかき立てることになる。0~100キロ
加速は約10秒と、速いとはいえないが、交通の流れに乗るには十分だ。あらゆる場面をきびきびと
走り抜け、そして小さな駐車スペースも苦にしない。
現在、都市居住者の間ではミニクーパーが圧倒的な人気を誇っているが、200hは混雑した
道路を平均60キロ台半ばで走ってみせた。市街地に限ればスポーティーだといえるし、むしろ
ミニより優位かもしれない。
オプションのFスポーツパッケージを選べば、より性能の高いサスペンション、黒の合金製ホイール、
大型リアスポイラーが手に入る。燃費はそのまま。
ステアリングは良くできている。高速道路では適度な重みがあり、駐車場の出し入れでは軽い。
ブレーキは運動エネルギーを回収する回生式だが、ふわっとした感じがなく一般的なブレーキと
変わらない。