11/05/07 03:51:00.09 Q6QWpDaa0
良レスありがとう。
感謝をこめてマジレスにマジレスすると、
乗用車なら制限速度内でも、オーバーステアが出るか出ないかの領域でカーブを走ることはよくある。
その時に、ブレーキとハンドル切で進入の姿勢(フロント外荷重で弱々オーバーステア)を作り、
アクセルとハンドル戻しで姿勢をコントロールしながら立ち上がっていくという操作は蓋然的に起こる。
それを快適にこなせるか、こなせないかがその車のドライバビリティと言えると思うけど・・・
セダンやクーペなどの乗用車と違って、総重量や重心高が大きく変化する貨物車は
その性質上、リヤサスペンションのロールで限界特性を決めるわけにはいかないみたい。
それで積み荷で重心が上がってたら、オーバーステアどころか即横転だろうし。
内輪の荷重の抜けなんて徹底的に抑えるのが第一。
となると、独立懸架なんて選択肢はありえない。リジッドが最良。
限界特性は徹底的にタイヤ頼り、サスペンションはひたすら外乱を吸収する設計になるんだと思う。
じゃあ高級トーションビームはっていうと、HPにロール時の車体の傾きを比較した図と共に
「コーナー走行時にも、ふらつきを抑え安定した姿勢を維持します。」とか何とか書いてある。
例の提灯記事にも「カーブでグラリとする姿勢変化など皆無に近く」云々。
これはサス設計の思想がむしろ貨物車に近い事を意味してる。
で、肝心の乗り味は。
とにかく路面や風やらの外乱に対する弱さが圧倒的に気になる。柔らかいというより、ヘナヘナ。
例えが難しいけど、架装したFFの軽トラをむやみやたらにでかくしたらこんなんかって感じ。
更にはアクセル踏んでも加速しない。これではまともな走りのフィールなんてあるはずがない。
え?高級車?強い?冗談はちんこマークだけにしろって話で。
ここのスレタイはそういう事の象徴。叩かれてるのはサス形式じゃないのだ。