11/05/03 10:31:08.91 rAncUIT20
よく言えば、税金への意識の高さは欧州の方が日本に比べて遥かに高い。
悪く言えば、欧州の方が日本に比べて遥かにケチ。
どうすれば納める税金を少なくできるか本気で勉強するし、そこに情熱を注ぎ込む。
「なんでそこまでするの?」「本末転倒じゃね?」というレベルまでのめり込む。
(払った後の使い道にも事細かに口を出す。日本は一度払ったら忘れてしまう)
自動車用エンジンも、自分の好みよりも燃費と税金を優先する傾向がある。
欧州の歴史と文化が今でも大きく尾を引いてるんだよ。「主人と使用人」みたいな
もので、自分が主人。自動車は使用人。自動車はあくまで使役される物だから、ボロ
くそに使い倒してナンボの世界。日本のように自動車に自分の生活全てを注ぎ込んだり
愛情を向けるのはバカのする事だと思ってる。
さらに、自動車は「移動手段」なのだから、手段に金を使うのはバカという意識もある。
そんな金があるなら他に使った方が有益ってやつ。
だからこそ燃費に対する要求は日本に比べて遥かに厳しいし、基本的にエンジンに興味は
無いので自分の要求するスペックさえ満たしていればどうでもいい。燃費とトルク・出力
さえみたしていれば、少しでも税金の安い方を迷わず選ぶ。
多くの人数を集めれば中にはいろんな偏りや例外も出てくるが、基本的にはそんな感じ。
だから欧州では1800とかが残っている。文化の違いなのかもしれないけど、日本はその辺が
まだまだ甘い。他人の目を気にしすぎ。ケチだと思われる事を恐れ過ぎている。