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東洋大、底力でデッドヒート制す=柏原「3冠狙う」-出雲駅伝
レース前夜、東洋大のエースで主将の柏原は酒井監督にチームの決意を伝えた。
「あすは総力戦で臨みます」。
言葉通り、底力を発揮。
3区から続いたライバル早大とのデッドヒートを制した。
1区で柏原が6位と出遅れた。
だが、2区の川上が3位に浮上し、3区の設楽悠は首位早大に肉薄。
4区で田中がトップに躍り出ると、5区の市川が突き放した。
3~5区の3人とも区間賞だ。
柏原は「(自分は)最低限の走りしかできなかった」と反省しつつ、「今年の東洋は1人が駄目でも力があると証明できた」。
酒井監督も「ミスがなく、連続で区間賞を取れたことが勝因」と厚い選手層に胸を張った。
年初の箱根駅伝。早大に21秒差で敗れて総合3連覇を逃し、大学駅伝3冠の引き立て役に甘んじた。
今季は「3大駅伝を取りに行く」と酒井監督。
柏原の貢献度も評価し、「あの決意表明で他のメンバーも奮起した。(留学生も走る)序盤のハイペースに耐えられるのは彼しかいないし、彼あってこその優勝」。
本人も「これは通過点。僕たちは3冠を狙うと宣言している」と言い切った