10/09/10 00:58:22
ロス当時は「練習をやり過ぎた人の病的な雰囲気」があった。
ロペスの本格スパートは35kmを過ぎてから。
30kmから35kmまでは15分25秒くらいだったと思う。
特別ペースが上がったわけではなく、限界値に達してしまったのが
根本的脱落原因。時計の針が1時間48分ちょうどくらいを指して
いた頃に脱落が分かった。あれは正面からの映像だったので、横から
の映像ならば、もっと早くに脱落していることに気付いていた。
「どうした! 瀬古利彦!」というアナウンサーの叫び声が4半世紀
たった今でも耳に残るが、どうした、と言われても、どうすることも
出来ないくらいに疲弊しきった姿がそこには、あった。
ロペスは確か、35kmから40kmを14分31秒でぶっ飛ばした
と思う。マラソン史上でも3指に入るランナーだと私は思う。