11/08/06 21:20:09.62 nxWpGOxY
西 「こんなところで・・・、雫さん、読みましたよ」
雫 「・・・」
西 「ありがとう、とてもよかった」
雫 「うそっ!うそっ!本当のことを言ってください!
書きたいことがまとまってません!後半なんかめちゃくちゃ!
自分でわかってるんです!」
西 「そう、荒々しくて率直で未完成で・・・聖司のバイオリンのようだ」
雫 「・・・!」
西 「雫さんのきり出したばかりの原石をしっかり見せてもらいました。
よくがんばりましたね。あなたは素敵です」
西 「あわてることはない。時間をかけてしっかり磨いてください」
雫 「わあああああ・・・うわ~~~ん」
西 「さぁ、ここは寒い。中にお入り」
雫 「私、私、書いてみてわかったんです。書きたいだけじゃだめなんだってこと。
もっと勉強しなきゃだめだって」
雫 「でも、聖司くんがどんどん先に行っちゃうから無理にでも書こうって・・・。
私、怖くて、怖くて・・・」
西 「聖司を好いてくれてるんだね」
画像
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声
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