映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 9at ANIMOVIE
映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 9 - 暇つぶし2ch99:見ろ!名無しがゴミのようだ!
11/04/13 13:33:53.99 ox7UM4SL
リルルが博士に次の指示を求めた時には
目の前のモニターに三ツ星回路が映ったから
この時点でアムイムの頭脳のフォーマットが完了していて、
あとはそれぞれの星に基礎データを書き込めば、改造は完了するはずだった。
ところが博士が死亡してしまい、リルルは
そのプログラミングの仕様が分からない。
そこでリルルは、自らの三ツ星回路を直接媒体として埋め込むことで、
アムとイムに自らの「心」を基礎データとして植え付けようと考えた。
赤星と青星のデータにはには自分の赤星と青星を、
そして欠けてしまった緑星の代わりとして、
しずかやのび太、ピッポの思いの詰まったペンダントを
緑星のデータとして埋め込んだ。
赤星と青星はともかく、
高密度の情報が詰まった機械の代用品にただのガラス玉を使うなど、
普通に思考すれば、それがいかに馬鹿げているかということは、
リルル自身が一番理解していたはず。
でもリルルは信じたのだと思う。
自分やピッポがしずかやのび太から貰い受けたものは、
パーツでも無ければプログラムでも無い。
ただ自分達のことを信じてくれた、しずか達の「思い」。
物理的要因も科学的根拠もないそれを、
今自分ははっきりと「心」と理解し感じている。
たとえ形の無いものでも、そこに込められた思いを感じ取る能力が、
自分達ロボットに備わっているのであれば、
今自分が感じている、このペンダントに込められた思いを、
データとして汲み取ることができるはずだと、リルルは思った。
なによりリルルは伝えたかったのだと思う。
ペンダントに込められたしずか達の心を。
自分達が目指すべき「天使」の姿を。
そしてそれこそが、たとえ自分達の存在が消えたとしても、
決して消えることのない自分達としずか達を繋ぐ証になると。
リルルはそう信じた。

この宇宙に存在する命、
その全てを別け隔てなく愛する思い
それを担う天使としての使命と誇り
それを信じるリルルの心

それらが一つになり、アムとイムに本当の心が生まれた。
そしてメカトピアは新生した。

蛇足だけど、そう考えると
博士もう少し頑張れって思ってたけど、
案外リルルなら後はできるだろうという確信がどこかにあって、
あとは基礎データを書き込めばいいという所まで
必死で踏ん張っていたのかもしれないという気もしてきた。

以上、
このスレの嫌いな長文ファンタジー妄想垂れ流し
失礼しました。




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