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今回のターニングポイントは「意味なんて…」ところかな。
旧作リルルは心を知る物語だけど、新作リルルは心を開く物語。
新作の場合は既にリルルは心を持っている。
なのに人間を下等生物と思うのは単純に人間というものを誤解していたから。
決してリルルが思いやりの心を持っていなかったからという訳ではない。
神が見捨てた→人間とは最低な存在だ。という認識がリルルにもあっただけ。
しかし、静香やのび太と触れることで人間も自分達と同じ存在なのだと気付く。
ここが新作リルルのとってのターニングポイントと言える。その時点といえば
ピッポとの通信「あなたを助けたのはただの気まぐれよ。意味なんてないわ…意味なんて…」のところ。
静香が言った台詞と同じことを自分も言っているし実行もしていた過去がある。
そこで、人間も自分も同じ存在ということに初めて気付かされている。