11/04/19 00:21:17.77 UZPdyb80
>310
もしかして釣り・・・・?
それとも本気でそう解釈してるのか????
人類大量虐殺はあくまで人間側の視点であって、
侵略者とみなされているフェストゥム(ミール)自体は、
相手を殲滅・侵略する意図=人類に対する悪意は、もともと持っていないのがミソ。
フェストゥムの基本姿勢は、あくまで「彼らなりの方法で相手を理解すること」だ。
この姿勢は最初からシリーズ通して一貫しているよ。
彼らは、単に『自分達ではない知的生命体』=人類に興味を持ち、
『理解するため』に接触を試みたにすぎない。ところが彼らときたら、コンタクトの仕方が、同化融合することしか
知らなかった。ワタシハアナタ。仲良く一つになりましょう。
人間にとっては当然、自我の死を意味するから抵抗するが、
個体の概念のない彼らは、何故自分と融合するのを拒むのかが判らない。
一緒が嫌。つまり、この場所からいなくなりたいのね?とワームスフィアで別空間に移行させれば、
これも人類にとっては大量虐殺にしかならないという。
悲劇か喜劇か、フェストゥムの人類へのコンタクトは、ただただ人類にとっては生命を脅かす
攻撃にしかならず、それゆえに人類は彼らを嫌い、恐れ憎むという構図だ。
ところが、ちゃんと話をしようにも、コミュニケーションが容易にとれない程、
両種族は、進化の方向性に隔たりがあったわけだよ。
フェストゥムは単純な思考は読めるが、自分達とは異質な、人間の感情の機微まではなかなか理解できない。
人類は全くフェストゥムの思考も感情も判らないから、ただ怪物としか認識していない。
そんな接点が全く取れなかった両者が、TVシリーズの紆余曲折を経て
やっとこさ、何とかコミュニケートできそうな
段階にまで歩み寄れてきたよ・・・というのが映画だということだ。
操は数少ない和平派かつ穏健派であって、別に泣きついてきたわけじゃない。
人間が落とした核のせいでミールは激怒。
むしろ挙国一致体制と化し一触即発状態だった。その中で交渉する猶予を願い出たわけだから。
あの和平交渉はフェストゥムが、やっと学んだ「人間風のコミュニケート」の一貫にすぎない。