11/03/15 11:23:15.38 PECR8uCr
柴山脚本はどれも伏線の張り方が秀逸だった
いうならば失敗や何気ない台詞に無駄がない(失敗やその時の台詞が後に逆転のカギになる)
大魔境の約束をする道具と10人の勇者の言い伝え(未来の自分達が助けに来る)
宇宙小戦争でのスモールライト時間差(しずかちゃんだけ最初に元のサイズに戻る)
竜の騎士の謎の四角い部屋(のちの恐竜の国の聖域になるシェルター)
パラレル西遊記の如意棒(巨大化しすぎて使い物にならなかったのが牛魔王を倒す武器に)
銀河超特急の見習い忍者の巻物(閉じ込められた状態からの壁抜けの術を使った脱出)
ワンニャン時空伝の「明日迎えにくるよ」の台詞(1000年かかったがのび太とイチの約束を思い出す)
藤子先生が亡くなった後でもドラえもんが面白かったのはこの人のおかげ
わさび以降の真保脚本はそういう無駄を無駄に見せない空振りからの大逆転(何度でも見たくなる種明かし)が皆無
人魚も伝説の剣をビニールの剣にして5000年のタイムパラドックスでフィオナ=フィオナ にすればここまで酷評されなかったのに
今回の新鉄人の清水東さんの脚本はそういう伏線が全部回収されているのが素晴らしい