11/03/15 02:04:08.35 kmNof4Fc
有楽町で見てきた。 人がほとんどいなくてほぼ貸しきり状態だった。
節電のためか映画上映以外は有線も何も流れていなくてとても静かだった。
で、映画の内容といえば、最初3分で大いに笑わせてもらったｗ のび太がミクロスをうらやましがるシーンで
のび太がミクロスはミサイルを持ってるって言った直後にドラえもんが地球破壊爆弾を出したのがかなりツボにはまったｗｗｗ
で、内容的には旧作と変わらない部分と新しい部分の配分的にはほぼ満足だったな
ジュドの頭脳がピッポになった理由に無理がなかったのがよかった（ほんやくコンニャクを何回上に乗せても暴れて落とす→みんなイライラする）
ザンダクロスは旧作だと腹からビームだったのが目からビームになってビルをスパッと焼き払うシーンがかなりリアルだった
リルルとピッポは声優初挑戦の棒読み大根芸能人じゃなく本職だったので何の問題もなし
バーベキューやのび太の家の食事シーンもしっかりと描かれていたのがよかった（最近の真保の糞脚本ではほとんど描かれていない）
スネ夫とミクロスは今回出番が少なかったのがちょっと残念（まあ新作か宇宙小戦争のリメイクに期待）
ジャイアンの歌の後に歌ったピッポの歌がとても綺麗でよかったし、歌詞が最初と最後で違っているのが演出的に気に入った
残念だったのはリルルがしずかちゃんの首を絞めるシーンがなかった事、しかし看病するシーンはしっかり描かれていて、さらに完全に修理できていない状態で
撃ったビームが暴発というのが芸が細かいと思った。
鏡の世界の表現で誰もいないところでバーベキューしてるのがとても美味しそうだったし立ち読みした漫画がオシシ仮面ｗｗｗしかも文字がちゃんとひっくり返ってる状態だった
映画を見る前は否定派だったピッポが見た後だととてもいいキャラで、こんなのいらねーと思っていたのをちょっと反省。
芸人枠の司令官が去年のが酷すぎたのもあるが今回はキチンと恐怖を感じる敵役になっていたのでそれほど違和感を感じなかった。
ラストバトルはザンダクロス（ジュド＝ピッポ）が10倍以上ある巨大要塞と戦ったりして旧作以上に無双っぷりを発揮していた。
しかし最後はかなりボロボロになって絶望的に見えたのも演出的によかったと思う
敵の司令官はロボット回路の☆を付けていたが緑色を持っていなかった（緑＝他人を思いやる心で最後にリルルが3万年前にプログラムしたもの）
旧作では博士がいろいろと指示してリルルが代わりにプログラムしたが今回は博士が亡くなってしまったことによってリルル自身が考えなくてはいけなくなった。
しかしそこでしずかちゃん、ピッポ、のび太の事を思い出し、他人を思いやる優しい心を緑の☆にプログラム。
これ以上は完全ネタバレなので伏せるが、最初の歌、のび太に対してピッポがふざけた名前付けるな！って怒るシーン、そして、映画のサブタイトル
全部が伏線になっていて最後にきれいに全部回収できていたのが今回の映画がよかったと思った点だった。
不満点は何個かあるが（旧作の名台詞がいくつか無くなっている、地震のせいで人魚以上に売り上げは出せない）
良リメイクだったと思う。
この脚本、監督なら来年の映画も見に行くつもり。 真保は二度と戻ってくるな（ちなみに真保がハガレンの脚本作ってるそうなのでハガレンは産廃確定っぽい）