11/06/14 08:12:26.53 In1NZc6S
>>773
あーなんて言うのかな、言葉が足りませんでした。
まだ柘植を愛してるが故に自分一人で逮捕したい、
それが愛情と職業意識の着地点だったのかな～と。
一緒に逃亡或いは柘植の企みに参加するのは警官としての職業倫理が許さない。ただ、柘植を警察組織に売る(南雲視点では通報＝柘植への裏切り行為かと)事は感情、すなわち愛情が許さない。
抵抗するなら(自分の手で)銃を使ってでも逮捕したいが、
警察の手は例え(ある程度信頼も尊敬もしている)後藤隊長であっても借りたくない。
規律ある警官の顔と、一人の男を愛した女の顔。
才女である南雲さんの葛藤と矛盾を描く事で、
簡単には割り切る事ができない人間という生き物の深みを表現していると
勝手に解釈してるのであります。