10/03/17 02:04:39 TmesXsY/
良い所。
・子供にも分かり易くした伏線がいくつかあった。
F氏亡くなってからのオリジナルで伏線を用意していること自体が珍しいわ。まったく無かった訳じゃないけど。
・人魚伝説を紐解いていく説明
これもF氏亡くなってからのオリジナルでは皆無だった要素。こういうシーンをちゃんと設けたの何年ぶりだろう。
・わさドラ映画特有の面白くもない顔ぐしゃぐしゃ演出がなかった。
唯一あたたかい目ネタはあったが、あれくらいで済んでよかった。
・ど下手芸能人声優がいなかった
サカナくんはギリギリ許容というところだが、とにかく下手な子役起用が無かったのが一番良かった。
・武田鉄矢の歌起用
さすが30周年。
友情描写薄いってのはF氏亡くなってからのオリジナルでほぼ毎回やってることだから今更だな。
お別れ描写駆け足ってのも毎度のこと。
悪かった点。
・ギャグ描写が少ない。あっても使い古しばかり
「海底」「魔界」「鉄人」等等、名作と呼ばれるものは実はシリアス要素と反面なのにギャグ要素がしっかりしてる。
魔界などは終盤の一発ネタのためだけに早くから伏線張っているくらい。
・背景や世界観が暗い
せっかくテキオー灯を使ったのに青空の下と同じように感じられる部分は人魚族の町くらいで
他の海底描写が薄暗い青色の背景ばかりで全体的に暗いイメージ
・食事シーンがありません
人魚伝説の説明がせっかくあったのにコチラが無かった。これも映画ドラえもんでは重要なシーン。