11/02/09 09:29:45 e/+VWZsC
>>873
救えるかどうかはわからない。だけど共に生きることは出来るってそれはその通りだな。
近い内に死ぬことが確定してたアシタカは惚れたサンに玉の小刀を渡すことで、そのせめてもの証にしようとした。
「サンを守るように息を吹き込めた。そばにはいられなくてもアシタカはいつもサンを思ってます。
もうすぐ死ぬわたしの代わりにこれを持っててくれ。」的な。
想いが伝わればアイテムは何でも良かったのだろうけど、たまたま手持ちのものでサンが持っててくれそうなもの、
邪魔にならなそうなものがそれしかなかった。
それを感じて、サンの方はまだ完全に惚れたとはいかないまでも、アシタカに初めて心を動かされた。
サンが乙事主に飲み込まれた時も、込められたアシタカの想いで小刀が光った。
その後いろいろあって、態度で示しまくったアシタカにサンも何となく惹かれ始め、改めて求婚したアシタカに応える。
取り巻く状況は厳しくても、アシタカは不安定なサンを見守り続け、サンもアシタカに本格的に惚れるかも、みたいな感じだと解釈してた。