10/12/26 23:23:25 CC+Nmdku
コードギアスの1は、スザクにあまりにも焦点があたり、ルルーシュにあまりに不都合な展開だったと思う。
スザクの存在がどんどんとくなっていっていき、藤堂を殺す命令が下って自分の信条との葛藤があってしかるべきなのに
ルルーシュの黒の騎士団の襲撃でうやむやになり殺さずに済み、スザクは自分の信条を貫くだけですんで
それがユーフェミアなどブリタニア側からの高評価、スザクがよくなる展開につながり
こういう場面が多すぎて俺はもやもやした。
スザク自体、自分の目的のために父親を殺しているのに
「間違った手段で得られた結果に意味はない」とかいう矛盾した存在で
「人を殺したくない」という信条と「いまある体制の内側から変える」という信条の割には
軍という体制からの命令なら人殺しも黙認したり人も殺す方向にいくし(黒の騎士団襲撃がなかったらコイツは藤堂を殺していただろう。だって体制の犬だから)
「体制の内側から変えていく」という割には、その過程にある人殺しなどの、自分の信条と相反することについては考えようとしないし結局正当化する。
まあコイツは、どんどん手段>目的から目的>手段と自分の信条がどんどん軽蔑していた考え、ルルーシュ側にいくし俺はコイツのクズっぷりが本当に嫌い。
評価できるところは戦闘能力が高い。それだけ。
ルルーシュのように、自分の行動で起こったことは自分の思惑通りじゃなくても
自ら責任を負うようなほうが俺は好きだ。
そして、最初から結果重視で手段を問わないところもいい。
また、スザクを何回も助けて自分側に入るように行動しているところもいいし、優しさを求めるために
何事もやりきる。それが周りから非道、卑怯と言われようと手段を選ばない強さもすばらしい。
それに比べて、スザクはどうだ。ゼロに何回も助けてもらっても、ゼロを嫌いあまつさえ捕まえようとする。
犬ですら、助けてもらって相手には感謝する。
ゼロというスザクからしたら間違った手段で助かった命はコイツが正当化してのうのうと生きてるし。
自分の信条と都合が悪いところは普通に無視して自分の信条をアピールし続けるクズだよ。
ここまで信条と真逆の行動を取ることがあってもその信条を表に出すキャラはなかなかいない。
恥ずかしさとかないよ、コイツには。
R1は、終盤にいくにしたがってあまりにルルーシュに都合が悪い展開が多すぎた。
R2はルルーシュの復活・再生の物語に思えてならない。
R1はスザクの物語、R2はルルーシュの物語に思えてならない。
R1はなんかもやもやするが、R2はスッキリするな。
これは、それぞれの編の主人公といえるキャラクターのメンタリティが大きく影響していると言える。
何がいいたいかというと、ルルーシュは好きだがスザクは大嫌いだ。
というか、結局は世界を変えたのはルルーシュでやり方もルルーシュ側だったよね。
スザクって態度だけでかくて嫌い。
R2終盤なんてもうずうずうしいもいいところ。
どんどん嫌いだといっていた方向に流れていっているのが笑える。
「間違った手段で得た結果は意味がない」とかいいつつ、友達を売ってナイトオブラウンズになったクズ。