ぼくらの 85at ANIME2
ぼくらの 85 - 暇つぶし2ch41:名無しさん@お腹いっぱい。
10/10/26 16:22:44 c69jdjPY
【前スレまでのまとめ】
カナの親父もアニメはリアリティーがあって良かったな
人生を戦いに置き換えて,ああいった言葉をウシロにかける事しか出来ない
ただ現実を生きる大人の無力感や優しさを上手く表現出来てた
原作のは親父は繊細過ぎて何も出来ない,何の言葉もかけてやれない
最後は自分が救われるのに精一杯な有様なんだからな  
最近のゆとりはアニメ版は「酷薄!」原作版を「優しそうで素敵!」とか言いそうで怖い
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ああ。それはあるかもですね。なんとなくキャラの雰囲気だけで
カテゴリに当てはめて認識するだけの人が多そうですからね。

アニオタの人や子供が見れば、長谷川も単なる悪役ボスにしか見えないでしょうし
コモ父も正義感溢れる情熱的な野党議員という側面は見えづらいでしょうしね。

よくある陳腐なTVドラマの浅い表現を見てもわかる通り
わかりやすいキャラカテゴリしか理解できない人は多いのかもしれません。
いい人はいい人。悪い人は悪い人。みたいな。
そのどちらも内包してるのが人間の本質であり、価値観や考え方の違いもあるというのに、
何がいいとか悪いとかレッテルを決めつける表現が多過ぎますね。

そういったテレビ的表現に慣れ過ぎていると、アニメ版に出てくる大人たちは
少々、シビア過ぎるように見えてしまうのかもしれません。
一見悪役ボスの長谷川もよく見ればやるべきことをやってる大人の一人に過ぎませんし
カナ親父の酷薄さも大人として普通に乗り越えるべき事を語ってるに過ぎないんですけどね。
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いかにも主人公チックなワクがいきなり死亡する時点で
いわゆる典型カテゴリーに属したキャラ表現には意味がないはずなのだが
アニメ見る人種というのはどうしても典型カテゴリーに当てはめてしまうものなのだな
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森田監督のやろうとした事は実写映画的、ドキュメンタリー的な方法論で第三者的視点から、冷静に人間や世界を
俯瞰することによって観るものに決して強制しないよう、テーマ性を浮き彫りにさせる事だったように思われます
決して安易に視聴者の感情的な快楽原則に頼った消費物にしなかった誠実なアプローチでしたね
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成る程。そうですね。
映画的というか写実的表現というか、全体的に客観的な表現方法でしたよね。

子供達の内面的なものもとりあげつつ、客観視点による写実的表現を貫いていたので
よくある安易なアニメ的表現には留まらず、完成度の高いSF作品として楽しめる内容に仕上がっていたと思います。

国会中継、水族館、コダマ父のビル内、街並み・・・等々、細かな描写にもこだわっていて
絵的にも作劇的にも奥行き感のある構成になっていたのが秀逸だったと思います。


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