10/07/30 16:35:49 SOIJd0Xv
975 :951:2010/07/30(金) 16:31:25 ID:8H5/TbvO
前にもここでいわれていたけど、
音無は誰かに依存していないと頑張れなかった人間なんだよな。
生前では、妹に。死後の世界に来て目的を見出してからは、奏に。
それが、7話9話の過去回想の生前の場面でしか語られていなくて、
13話のかけがえのない気持ちの拠り所となっていた奏との別れと正面に向き合ったことで、
それまで基本的に死後の世界に来てからは完璧に近かった音無が始めて明確な弱さを見せた。
死後の世界に残ることにより果たしたい目的もある。
だけど、できることなら目の前に居る最愛の人とそれを共に成し遂げていきたい。
この世界に来たこと理不尽に屈した人たちを救って送り届けていきたい。
そう思うことはいいことなのか、悪いことなのか。音無自身も見る限り苦悩していた。
これは、人なら誰しも持っている人間的弱さだと思う。
この音無の弱さを容認できるか、否かで評価は分かれると思う。
俺は音無を非難することは悪いとはいわないが、彼の気持ちも多少汲み取って欲しいと思う。