10/05/11 04:31:14 880aWo4i
ダイナミックプロの傾向やマジンガーZ原作への永井豪の考えを思い返して考えをまとめてみて
真マジンガーはあの敗北エンドで良かったんだとやっと気付けた
マジンガーZの戦いは過去にゼウスが辿った戦闘の模倣であって真マジンガーは二度のゼウスの過ちを描いた物語なんだ
二つのゼウスは自らの正義を信じるあまり、世界を滅ぼす悪魔の片棒を担ぐことになってしまっていたんだな
ミケーネが地球を侵略した理由は、単純な征服目的ではなく先に続く戦いにおいての拠点を築く為であって
目先の正義にこだわっていたら自分達そのものが滅ぼされる恐れがある交渉の余地のない敵と、戦わなければいけなかったのだ
そして、ミケーネの地球界隈派遣部隊が眠っていた長い期間においても地球が敵対勢力に征服された事実はない
ゼウスが界隈のミケーネ封印した後の本勢力が地球を征服していないあたりからして、重要拠点を確保出来なかった事によりミケーネ本勢力は戦いに敗れたのかもしれない
ミケーネは長い期間戦いを続け、地球を確保する為に長い時間を劇中で裂いていた
これは戦いまでの期間が何万年も有り、更に何万年もかけて準備しなければ対抗し得ない敵と対峙しなければならなかった事の証明にもなる
ミケーネ程の戦力を誇りながら苦戦するような勢力は一体なんだったのであろうか、その答えは他のダイナミック作品の中に有った
劇中に登場する神達の戦闘能力の規模と比較しても遜色ない戦力を誇る上、敵として該当しえる行動を行っている人知を超えた存在がダイナミック作品には多く見受けられる
虚無戦記のラ=グース、ゲッターロボのゲッターエンペラー、デビルマンの神の軍勢
ミケーネはこれら宇宙の覇権を争う無数の勢力の１つであり、真マジンガーはダイナミックプロが描く悠久の時をかける終わりの見えない戦いとマジンガーZを関連付ける為のアニメだったのだ
展開の征服欲と縄張り意識が先行していたダイナミック作品らしいアニメだったんだよ・・・