11/12/01 06:14:48.81 CCzZZDuP0
杏子(マミのやつ、めちゃくちゃ震えてる?事故のトラウマがよみがえったのか!?)
杏子「マミ!」
マミ「きょうこぉ…」
杏子「大丈夫だ、怖くない。事故なんかあたしが止めてみせる。」
マミの手を握る。やはりとても震えていた。
杏子(マミ…)
事故くらい。無力な少女だった昔と違い、今のマミは魔法少女なのだ。その気になれば回避くらいできるはずだ。
杏子(だけど、どうしたらマミの恐怖をとりのぞいてやれる)
こんなに震えるマミを放ってなどおけるか。
事故なんかより遥かにそっちが大切だ。
おりこ「恐怖を取り除くなら、やっぱり」
杏子「え?」
おりこが、耳元でささやく。
杏子「マミ」
マミ「え?んっ」
唇と唇が触れあう。
マミ「んっ」
舌と舌が、絡まる。
杏子「…あたしがいるから。何も怖くないよ、マミ。」
マミ「…ふぁ…きょうこ…」
杏子「あたしとマミの力で、事故の運命を切り裂こう。」
…結局。事故にあう事もなく無事につき。
おりこ「私の予知もたまに外れるわね。でも」
ベロちゅうをする予知は当たったでしょ?
と言うセリフを残して帰っていったのだった。
杏子「何て人騒がせな」
杏子(てか、あいつまさかあたしにキスさせるために?!)
マミ「どうしたの?杏子。」
杏子「い、いや、何でも」
…ちなみに、ほむらと仁美は見回りにきた職員に後日無事に保護された。