【まどか☆マギカ】杏子×マミ×杏子スレ 5at ANICHARA2
【まどか☆マギカ】杏子×マミ×杏子スレ 5 - 暇つぶし2ch132:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 19:16:23.96 yCc1nQ0Z0
普段はマミって呼び捨てしてるのにぶたれて
マミさんがぶったー! 
とか言って大泣きしてるところが頭に浮かんだ

133:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 19:17:08.15 2o9uvBE90
本編で杏子だけ泣き顔晒していないし杏子の泣き顔がすごくみたい
マミさんならきっとやってくれると信じているよ

134:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 19:20:47.62 NLL747M7i
>>133
幸せな夢を~のとこで泣いてるけどな

135:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 19:25:21.46 2o9uvBE90
>>134
マジか普通に見落としてた

136:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 19:27:05.50 Snijv0gE0
>>132
マミさんもあんこちゃん大泣きするところ見たことなくて
超焦って謝りまくるマミさん。お互い謝った後で
にぱぁ!って涙浮かべながら笑うあんこちゃんが頭に浮かんだ。

137:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 19:36:00.94 jhjmx6ea0
すごく…かわいいです…

138:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 20:51:57.39 ZTHxX8EH0
杏子「マミは。その。事故の後…。」

どうやって、立ち直れたの?
もしくは。…まだ立ち直ってない?

数多の血が流れた、あの忌まわしい『ミルフィーユ怖い事件』の記憶も薄れかかった頃。
あたしは、勇気を出して聞いてみた。

マミ「え?うふふ、そんな事が気になるの?」

もしもまだ、マミが立ち直れていないのなら、あたしが支えてあげたいから。


マミ「…あの事故の後。」

マミは淡々と語る。
病院で目を覚まして、自分が願いの力で生き残った事に気がついた時。
生き残ってしまった事に気がついてしまった時。
まず最初に取った行動は。
マミ「病院の窓から飛び降りたの。20階から。」

杏子「えええ!?」

生き残った自分が恥ずかしくて。大好きだった両親に面目なくて。
飛び降り自殺を図ったの。
マミ「でもね、死ねなくって。そんな時、キュウべぇが言ったの」

『せっかく魔法少女にしてあげたのに。勝手に死のうとするなんて、もったいない事しないでよ』

杏子「…あんにゃろう」

マミ「でもそれで逆に吹っ切れたの。」

まだ私が死ぬ事に、素直にもったいない、なんて言ってくれる人がまだいるんだものって。
うふふ、とマミは優しく微笑みを浮かべた。

139:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 20:54:36.85 ZTHxX8EH0
マミ「その後もしばらくずっとつらい事だらけ。親の遺産を狙う親戚達とも色々もめたし。」

杏子「…」

マミ「…車は見るだけで足がすくんじゃう位だったわ」

だけどね。
マミは大切な記憶を噛みしめるように言葉を紡ぐ。

マミ「いつもキュウべぇがそばにいてくれたから。
そのうち怖くなくなったわ。」

杏子「…」

QB「ん、マミ、僕の話かい?」

マミ「あらキュウべぇ。杏子に昔話を話していたのよ。
私が魔法少女になったばかりの頃の。」

QB「色々な事件があったね。
『学園(カンパニー)』事件とか。

140:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 20:55:23.09 ZTHxX8EH0
杏子「学園?」

マミ「人間を魔獣に捧げて成長させ、それを狩ってより多くのグリーフシードを得ようとした魔法少女の集団がいたの」

何てひどい奴らだ。同じ魔法少女として信じられない。

QB「当時小学生だったマミにケチョンケチョンにされて解散したんだけどね」

何故か背筋が寒くなった。
まったく身に覚えはないんだけど。

マミ「…悲しい事件だったわね」

あたしの知らない出来事。
…あたしの知らないマミ。
この感情は、嫉妬?

杏子「…」

何だか。胸が苦しい。
胸が痛い。

マミ「あら、杏子?どうしたの?」

QB「大丈夫かい?」

いても立ってもいられなくなり、あたしは唇を噛んで、その場を静かに離れた。

杏子「…マミの!マミさんのばかぁん!うえーん!」
…静かに離れた!

マミ「き、杏子!?」

心配そうなマミの声が、微かに聞こえた。


141:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 20:55:37.30 9Rmp7cGGO
>>138 …あんこちゃん悔しさのあまり血涙でも流したのか…
そしてマミさんの過去はもしやべぇとマミさんの…

142:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 20:56:19.00 ZTHxX8EH0
一方。
そんな二人を見ていた影
二つ。

ゆま「キョーコ、ガチ泣きしてたよ!まるで子供みたいだった!」

ほむら「私にも経験があるわ。
…恋人の過去話を聞いて、狂おしいほど嫉妬に駆られた事が。」

ゆま「ほむら?」

ほむら「まどかが、小学生の頃美樹さやかと一緒にお風呂に入っていたという事実を知った時。
私のソウルジェムも濁りまくったものよ!」

ゆま「…ちっちゃいの」



143:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 21:25:26.80 ZTHxX8EH0
マミ「き、杏子?」

杏子「…」

マミ「ご、ごめんなさい、何か気に触る事を…」

おろおろするマミ。
そんな姿を見ると。さっきのイライラも少し収まってきて。
…我ながら単純だと思う。

杏子「ごめん。さっきは、その。少し嫉妬しちゃった。」

そう、声に出そうとしたのだが。
実際のあたしの口から出た声は別のものだった。

杏子「あ、あたしのファーストキスはマミじゃないんだからな!」

ゆま「ちっさ!」

ん?ゆまの声が聞こえた気が。
まあ気のせいに違いない。
…ちなみにファーストキスの相手はお母さんなんだけどさ。
少しでもマミに嫉妬させてギャフンと言わせてやりたい。何て気持ちからの発言なのだ。
私は悪くない。

マミ「…そうなの」

お、マミの奴少しは嫉妬してる?
悲しい顔させるのも悪いしそろそろネタばらしを…

マミ「実は私もファーストキスはあなたじゃないのよ」

杏子「ギャフン!」

ほむら「ギャフンって言った!?」

ゆま「本当に言う人はじめてみたの!」

おかしいな、ほむらの声まで聞こえる。
あははは。頭の中がぐるぐるする。

マミ「何てね、キスと言っても両親のほっぺたに…」

杏子「マミのばかぁぁぁん!」

マミ「き、杏子!?」

あたしは、何も言わずその場を駆け出した。

ゆま「めちゃくちゃ格好悪く叫んでるよ!」

ほむら「結局その後、杏子は巴先輩のリボンに拘束され。
仲直りのお詫び、と駅前でマミが買ってきたミルフィーユを食べながらみんなでパーティーをしたのだった。 」

144:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 22:07:27.79 6oWXlwfy0
めでたしめでたしw

145:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 23:45:18.73 gewFMqlh0
今更だけど、いつもSS書いてくれてる>>143にありがとう

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146:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/17 23:53:00.34 ZTHxX8EH0
>>145
こちらこそありがとう!

147:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 02:09:12.67 Whge1VCG0
しまった…>>145のほむらにリボンつけるの忘れてたよ
あれだ、懐に入れて温めてるってことで!

148:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 07:22:22.33 FjRg0ILw0
ゆま「ほむら、いつものリボンは?」

ほむら「懐に入れて暖めてるの」

ゆま「ほむらの魔法少女服って裾を出してるけど落ちちゃわないの?」

ほむら「大丈夫よ。下に入れてるから」

ゆま「下?」

ほむら「ええ、パン…」

杏子「てぃ」

マミ「えい」

ほむら「はぅ!な、何をするの、杏子!巴先輩!」

杏子「ゆまの前で変態くさい事言ってんじゃねー!」
ほむら「変態?」

マミ「今、ぱ、パンストの中とか言おうとしてたじゃない、もう。」

ほむら「それは誤解よ!私はそこまで変態じゃないわ!パンまでしか言ってなかったでしょ!」

マミ「え?そ、そうなの?ごめんなさい」

ほむら「パンと聞いただけでパンストの中とか想像するなんて。エッチなんだから」

マミ「は、はぅ…」

杏子「じゃあどこだったんだよ。」

ほむら「パンツの中よ」

杏子「てい」

マミ「たぁ!」

ほむら「ギャー」

杏子「もいっちょたあ!」

QB「ぐぇ!何で僕まで!」

マミ「き、キュウべぇ!?」

杏子「ひひひ。手元くるっちゃった!」



ゆま「はぁ。まだ根にもってたのね、キョーコ」

149:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 08:35:51.56 w3wUujbzO
全くほむらがパンといったらパンツ位のものじゃないか
パンストだなんてマミさんはまだまだ純だな…俺がアレなだけか…
そして杏子…

150:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 20:02:35.36 Tr9nm3770
ゲームではifでフェアウェルしなかった未来も見てみたい、制服あんこも自然と出せるし
QB視点で二人のコンビ時代にザッピングできたりしたらなぁ

151:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 22:08:42.52 RPwSdmGJ0
もしもマミさんとあんこちゃんが同じクラスで初対面だったら

マミ「今日から見滝原中学の二年生!」

キュゥべえ「進学ってそんなに嬉しいものなのかい?」

マミ「そうよ。だって新しい年ですもの」

キュゥべえ「ふうん」

マミ「新二年生になって初めて作ったお弁当よ、屋上で食べましょうか」

キュゥべえ「うん!」

マミ「あら?私のお弁当・・・ちょっとあなたそれ私の」

杏子「やべっ、ああのー、実は自分の弁当を家に置いてきちゃって・・・おいしそうだなぁって」

マミ「だったら人のお弁当箱を取る前に言いなさい!どういう感覚をしているのよ!」

杏子「何さ、同級生のくせして偉そうに!クラスメートなんだから甘く見てよ」

マミ「そういう問題じゃないでしょう!待ちなさい!」

杏子「わっ、リボンで体締め付けるとか意味分からない!てえーい!」

マミ「ええっ!?」


杏子「やったー!あたしの槍はリボンなんかに負けないぜー」

マミ「いい加減に・・・しなさーい!」

杏子「・・・銃弾!!!」

クラスメート「なんだ、なんだ?」
      「分からないわ、ただ巴さんと佐倉さんの手に槍とか銃とか武器が見えたけど・・・!」

始業式の次の日に起こった昼食前の戦い。これがマミと杏子の運命的な出会いだった。

152:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 22:19:07.31 RPwSdmGJ0
体育の時間

杏子「今日の体育はバスケット。よしパスのフリしてマミの奴にボール投げつけてやる」

杏子「パスだ!」バキッ

マミ「べぶっ!!」

杏子「ごめーん、巴さん!」

マミ「気にしないで・・・」

杏子「もー!ボールが相手に取られちゃったよー」

マミ「本当、大変だわ。あっでもシュートに失敗したわよ!」

杏子「本当だ!」

マミ「リバウンドを制する者はっ・・・てね!」

マミ「佐倉さん!上がって!」バキッ

杏子「おう!ぐはあ!」

マミ「あ、ごめんなさい。てっきりボール受け取ってくれるかと」

杏子「上がってって言われて前見て走ってる奴にボールを投げるか・・・ふつー・・・」

キュゥべえ「結局彼女たちが組むとろくな事にならず体育では負け越し。
      魔女戦も個人プレーでは素晴らしい記録を出すんだが協力プレーはいつになったらできるやら」

ほむら「そんな世界もあったわね。すれ違いっておそろしいわね」

ゆま「となるとほむらが変態になってキョーコとマミおねえちゃんをまとめてるのって実はすごい事かも」

ほむら「そうでしょう?私があえて馬鹿な行動をしているからこそ、あの二人はまとまるのよ。まどか、私を見てる?」

キュゥべえ「わけがわからないよ」

153:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 22:24:32.05 mOSdHqwo0
>>151
番組変わっちゃうだろw

今宵、月は、赤く染まり~♪

154:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 22:40:43.15 1Bpl4Zj2O
そういやお互い魔法少女だと気付かずに小学校のクラスメイトって設定のSSが前ここにあったね 俺の勘違いじゃなけりゃ

155:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 22:57:50.27 w3wUujbzO
>>152 …ほむらは道化を演じている…と…?
そ…そんな

156:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 23:05:07.15 FjRg0ILw0
ゆま「そうなんだ、ほむらすごい!」

ほむら「え?」

ゆま「え?」

ほむら「…」

ゆま「…」

ほむら「も、もちろんよ」

ゆま「そーだよね」

157:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 23:16:56.63 Whge1VCG0
スレチだろうけど本編改変後のリボほむがマミあんの前でどんな振る舞いをするのか気になるな
QBに見せてたクール状態のままなのか、まどママの時のように以前より穏やかなのか
ここのほむさんのようになれとは言わないが、色々見てきてるぶんそれとなく二人のサポートを
してくれてると嬉しいなって

158:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/18 23:56:05.09 fqHjZlbk0
>>154
そういえばあの設定の世界観で続いてるんじゃなかったけかwここ的には
憑依前のメガほむも同じ小学校の後輩だった…ような

159:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 00:12:04.82 kYjlUeGS0
>>157
マミあん+はスレチでもないんじゃね
特にこのスレ、というかマミあんが他のキャラを受け入れやすい土壌があると思うし

改変後のベテラン組はマミあんコンビと少し距離を置くほむらって感じがする
普段はマミあんがほむらを気にかけて私生活でも色々とお節介を焼くイメージ
魔獣狩りでもエースとして少し無茶をするほむらと万全のサポートをする二人
そのうちに今まで諦めてきた仲間というものを再び感じられるようになるという王道展開だな

160:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 00:36:36.58 /qfMmIE30

合同誌予約始まったみたいだね

    /i´Y´`ヽ 
   ハ7'´ ̄`ヽ.
   l ,イl//`ヘヘ! !
   リノ(! ゚ ヮ゚ノリ       
    /_ミつ / ̄ ̄ ̄/__
      \/___/

161:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 10:37:54.70 Olj9qwEI0
あんこちゃんからメールが届きました

本文:合同誌予約始まったみたいだね
    追伸。面と向かっていうのは恥ずかしいけど愛してるぜマミ(はぁと

   , -─-、
  ,マミ-─-'、  佐倉さん…///
 ν*(ノノ`ヽ)
  ξゝ*///ノξ
___(つ/ ̄ ̄ ̄/__
   \/ mami /

162:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 11:10:13.09 r2GXb3GC0
ほむほむ…ついに情報戦にまで手を出すなんて

163:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 17:35:23.70 leiOOB8V0
杏子「ただいまぁ。」

ゆま「おかえりキョーコ。バイトお疲れさまぁ」


ほむら「おかえりなさい。お邪魔してるわ。」

杏子「あれ、マミは?」

ゆま「さっき学校から帰って、すぐ出かけちゃったよ。駅前にケーキ屋さんが出来たから言ってくるって。
ゆまはほむらとお絵かきしてたの」

杏子「そっか。疲れたしちょっと昼寝してくる」

ゆま「あい」

寝室

杏子「んー、メイド喫茶のバイトはへたすりゃ魔獣相手にするより疲れるぜ。…ん。」

ベッドの上に畳まれた、マミの制服。

杏子「こんな所に置きっぱなしなんて、あいつにしては珍しいな。」

よっぽど急いでたのかな。
仕方ない、あたしがハンガーにかけててやるか。

杏子「…あ」

マミの制服を掴んだ瞬間、微かに香る甘い香り。

杏子「…マミの匂いだ。」

思わず、制服を抱きしめてしまう。
瞬間、よりはっきりと感じるマミの匂い。

くんか。くんかくんか。


杏子「…いい匂いだ。それに、まだ暖かいな。マミの体温を感じるや。へへ」

マミによく似合う、可愛らしい制服。

164:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 17:36:50.86 leiOOB8V0
杏子「…」

ごそごそ。
つい出来心で袖を通してしまう。

杏子「へへ。ちょっとあたしにはでかいかな?スカートも履いてみるかな」

短パンを脱ぎすて、マミのスカートを履く。

杏子「お、こっちはぴったり。」

姿見の前で一回転してみたり。

杏子「あたし、マミの匂いと体温に包まれてる…」

なんか、胸がドキドキしてきた。
ベッドにごろん、と寝転がる。

杏子「えへへ、ここもマミのいい匂いがする…しあわせ…」

なんか頭がとろけてきた。

杏子「ん…。ふぅ…」

くんか。くんかくんか。

杏子「なんか変な気持ちになってきた…」

お腹の少し下あたりが。きゅん、とするような。

杏子「マミ…マミさん…。」

165:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 17:37:38.82 leiOOB8V0



ほむら(…!)

ゆま(…な、なんか見ててドキドキしてきちゃった!)

ほむら(好きな人の匂いを嗅いで恍惚な表情を浮かべる…。いい!いいわ!)

マミ「ただいま。ミルフィーユ売り切れちゃってたわ。
…あら、ゆまちゃん、暁美さん、どうしたの?」

ゆま「ひゃっ!ま、マミおねーちゃん!」

ほむら「おおおおかえりなさい、お邪魔してますっ」

マミ「何を覗いているの?」

ゆま「あ、ま、まってっ」

マミ「あら、杏子ったら。私の制服着てる。」

ほむら「あ、え、ええ、そうね。」

マミ「もう、制服のまま寝転がるとしわになっちゃうわ。」

ゆま「そ、そうだね」

マミ「…でも。まさか、杏子」

ほむら(杏子が巴先輩の匂い嗅いで恍惚としてたのがバレた!?)

マミ「学校に憧れて?うん、きっとそうよね。いつも学校なんか行きたくないとか言っていたけれど。
本心はやっぱり行きたかったのね!」

ほむら「え?」

マミ「オーケェ、こうなったら杏子をなんとしても学校に行かせて見せちゃうわよ♪」

ゆま「マミおねーちゃんが燃えてる!?」

こうして。
のちにキョーコと勝負をし、それに勝ったマミおねーちゃんは、キョーコを学校に行かせる事に成功したの。

後日。

マミ「…制服、杏子の匂いがする。」

くんか。くんかくんか。

マミ「ふぁ…。何だか杏子に抱かれてるみたい。」


166:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 18:04:00.01 obF+irzQO
っ…御馳走様…

167:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 18:22:42.14 HYNSNdA10
>>165
congratulations

168:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 20:05:25.28 /qfMmIE30
改変後なのに微妙にすれ違ってるじゃないですか…
どういうことですかアルティメットまどっちさん!

169:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 20:26:23.76 36Ua4yal0
微妙なすれ違いがお互いの好意を高めあうんだよウェヒヒって神託がきました。

170:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 20:55:00.12 r2GXb3GC0
マミさんはもっと自分の欲望に向きあうべき

171:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 21:27:44.78 leiOOB8V0
『マミさん、自分の欲望にもっと素直になってもいいんだよ』

マミ「…鹿目さ…。はっ。夢?」

なんだか。懐かしくていとおしい、誰かの夢を見ていたような。

マミ「私の…欲望?」

隣ですやすやと寝息を立てる杏子の姿を見る。

マミ「杏子…」

胸の中に。前々からずっと我慢してきた事をやりたいという気持ちが沸き上がる。

マミ「ごめんなさい、何故か我慢できないの!」

172:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/19 21:29:03.92 leiOOB8V0
そして。

杏子「ん…トイレ…」

夜中、目を覚まし、ふと隣に目をやる。

杏子「あれ?」

隣で眠るはずのマミの姿が見えない。

杏子「いったいどこに…おっと、トイレトイレ!」

こんな年でおもらしなんかしたら情けない。

杏子「漏れる漏れる!…ん。テレビの音?」

トイレに向かう途中。
リビングから聞こえてくる音。

杏子「…マミ?」

?「グワァァァ!」

杏子「ギャー!?」

突然目に飛び込んできた、正体不明の怪物の姿。

マミ「あら、杏子。ごめんなさい、起こしちゃった?」

杏子「…」

そこには、お菓子を食べながら深夜のホラー映画を見る、マミの姿があった。

マミ「うふふ、なんだか急に欲望を解き放ちたくなっちゃったの。」

杏子「…」

マミ「恥ずかしいのだけど♪
前から、あなた見たいに夜更かしてテレビみたり、お菓子食べたりしたくって。」

杏子「…」

マミ「杏子?」

杏子「しくしくしく」

いや、あのさ。急に怪物の姿が見えたからさ。
必死に我慢してた時だったし?
うん、あたしは悪くない!

マミ「き、杏子!?ま、まってね、い、急いでタオル!?
あ、その前に服脱いでシャワー!?」

杏子「…マミぃ、ゆまとほむらには内緒にして…しくしくしく」

マミ「ご、ごめんなさい、杏子!私が欲望のままに夜更かししたばっかりに!」
その日以来。巴マミは己の欲望を抑えこみ。
二度と夜更かしする事も無かったという。

『…何か色々間違えてる。こんなのってないよ!』

173:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 00:11:50.20 zL+mn1s+O
コレは酷い…まどっちさん…

174:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 00:45:12.64 Z/ichI6i0
合同誌のページにあったバーミヤンロゴのパロっぽい改変AAでけた
モモのまんまだったりでやっつけだけど


                  /i´Y´`ヽ      ,-─-、,
                 ハ7'´ ̄`ヽ.    ,-─--ミマ*,
             デケェ! l ,イl//`ヘヘ!,、  (ノ´ヽゞ)*ν
                 リノ(! ゚ ヮ゚ノリ,ヘ、ξ゚ ヮ^*ノξ
                 ノ/∪ ∪ ノ   O(巴 (つ
                 /    ゚ ヮ ゚ ;    ヽ|jiゝ
                   i′   ,/         'し'
                {    {           }
                 ',    `、        ,! オモイヨ オネーチャンタチ…
              ___ヽ    `       丿__,,
             , ゝ  `ヽ、         /´   く _
           <-‐''´  ̄ ̄`,ゝ、、___,,, <´ ̄ ̄` ー->
             ` ー''´Z_ノ        ヽ、_ヾ ー ´

          M A M I - S A N & A N K O - C H A N
                     __                __
    ┌───ヽ      i''´ __`ヽ-ッ  ┌───ヽi´__`ー-ッ  _,,.、
    レ── ┐ /  _,,,_   └'´__ ``´   .レ──┐ / .'´ ``´ /,r''´
     _    /  / l´ __`ヽ-ッ i''´__`ヽ-ッ    `l ̄l_丿 /      / /
    `-、\ノ ノ  `´  ``'´ └'´,,_``'´     ノ   __ノ    ___,,ノ /
       ヽ   く          r'"´   ``ヽS.) ノ ノ     「´    _ノ
       \ __>        └ ''´ ̄``‐-‐'' ‘''' ´      .└‐ '' ´

175:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 01:07:30.57 Sk2gcnVPO
>>174
おおお、これはいい

176:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 01:09:12.90 HP8kaOVuP
>>174
おつかれ!

177:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 06:50:09.77 A29Ko3n60
いいねえ
しかしあんこちゃんの妹さんよ…なんて姿に…

178:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 11:26:44.45 Z/ichI6i0
>>175-177
ありがとう
トーシロなので既存AAの改変とかプチキャラいじるくらいしかできないけど
せっかく二人のイラストも増えてきるし、もっとでかいの作れるようがんばるよ

179:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 16:51:23.97 Bxj2+kzY0
小学校時代

ほむら(あら、あそこにいるのはこの前イチャイチャしてたお姉さん達)

杏子「こないだ、桃を食べたんだ」

ほむら(桃って、たしか妹さん?ま、まさか妹さんを!?)

マミ「そう、いいわね」

杏子「ぷりぷりしてて思わずかぶり付いたよ」

マミ「うふふ」

ほむら(巴先輩という素敵な彼女がいながら、なんて鬼畜なの?鬼畜攻めなの?!)

杏子「今日はマミも家へ来なよ、一緒に桃を食べようぜ♪」

マミ「え?」

ほむら(ま、まさか自分の彼女を交えて!?どどどどうしよう、心臓がドキドキしてきた!)

マミ「この間お邪魔したばかりだし…」

杏子「いーじゃん、毎日でも来て欲しい位だよ。桃も喜ぶし」

ほむら(毎日部屋で、妹を交えて?!そしてそれを妹も受け入れてるの?!)

マミ「そこまで言うなら、お邪魔しようかしら♪」

杏子「やった!マミさえ良かったら泊まっていきなよ!」

マミ「うふふ」

ほむら(あ、頭がくらくらする!心臓が痛い!?)

バタっ

マミ「あ!下級生の女の子が倒れたわ!」

杏子「なに?!あたしが背負って保健室に連れていく!
マミは先生に伝えてくれ!」

マミ「わかったわ、お願いね、杏子!」

杏子「ああ!」


そうして暁美ほむらは、保健室に運ばれ。そのまま入院をする事になった。
退院できたのは中学になってからだったのであった。
そして。

マミ「…さっきの杏子、素敵だったな。なんだかドキドキしちゃった」

180:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 22:22:29.94 blGxhCqL0
ほむほむそんな頃からちょっとおかしかったのかw

181:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/20 23:40:55.37 Z/ichI6i0
ほむらは(心臓が)強い子になったんだね…

182:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 01:40:23.99 P878fO5h0
小学生の頃から腐ってたなんて・・・

183:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 05:11:02.07 Ae9/VAMn0
お昼休み。

杏子「マミの作った弁当ウメー」

マミ「うふふ、ありがとう。良かったらこれも食べる?」

杏子「食べる!あーん」

口を大きく広げて催促する。

マミ「もう、子供みたい♪はい、あーん」

杏子「ぱくっ。ウメー!」

マミ「うふふ、はい、もう一口いかが?あーん」

マミがおかずを箸で一掴みし、あたしに差し出す。

杏子「あーん、ぱくっ。ウメー!」

小春日和の昼休み。屋上は私とマミの姿以外見当たらない。

杏子「今日は暖かいな。よっと」

ごろん、とレジャーシートの上で寝転ぶ。

マミ「食べてすぐに横になったら…きゃ」

杏子「固い事言わないの。ほら、マミも一緒に寝転ぼうぜ」

あたしはマミの手を引きよせる。

マミ「もう、乱暴なんだから♪」

そうは言いながらも、あたしの横に寝転ぶマミの表情は楽しそうだ。

杏子「空が青いぜ」

マミ「…みて、あの雲。まるで天使みたい。名前は何がいいかしら…」

杏子「そうか?…あたしは、綿菓子食いたくなってきたな」

マミ「もう、すぐに食べ物の事に結びつけちゃうんだから。夢がないわね」

杏子「なんだよぉ。知ってるか、マミみたいな奴の事、厨二病って言うんだぜ」

ほむらの受け売りだけどな。

マミ「ち、ちゅうにびょう?」

マミの顔が急に真っ赤に染まる。

マミ「わ、わかったわ。」

そう言って、目を閉じて唇をつきだす。

杏子「え?」

何この展開。まさか。

184:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 05:12:57.12 Ae9/VAMn0
杏子(ちゅ、ちゅー二秒?!)

マミ「ドキドキ」

めちゃくちゃ勘違いしてるようだが、ここは乗っておかないと女じゃない!
いや、女だけど!

杏子(ドキドキ)

マミ(ドキドキ)

唇が近づいてゆく。

杏子(いつもならこの変で邪魔が入るけど)

幸い今日はそれもなく。

杏子「んっ」

マミ「んっ」

唇と唇が触れあう。
柔らかな感触。

杏子(き、気持ちいい)

もっと!だけど、そんな気持ちとは裏腹に、マミは唇を離してしまった。

マミ「ぷはっ」

唇が触れあっていた時間、わずかに二秒。ちゅー二秒だからか。

杏子「…まだ。」

二秒なんかで我慢できるか。

マミ「杏子、あ、まって、んっ」

あたしは、強引にマミの唇を奪った。

185:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 05:15:25.58 Ae9/VAMn0


クラスメイトA「きゃーー♪」

クラスメイトB「おおお!?」

クラスメイトC「す、凄い!?」

クラスメイトA「本当にちゅーしてる!」

クラスメイトB「最初はみまちがいかと思ったけど!あ、あれは間違いない!」

クラスメイトC「あ、貧血が…」

バタっ

クラスメイトA「あ、憧れの巴さんと噂の転校生佐倉さんの、でぃ、でぃーぷきすぅぅぅ!」



マミ(人の気配がしたから離れたのに、杏子ったらぁぁ!)

杏子「ちゅ、ちゅっ」

マミ「ふぁ、んんっ」

マミ(今日の杏子、激しいっ
頭がふわふわするぅ。ふぁ)


結局。あたしはクラスメイト達の視線に気がつく事なく、昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴るまでマミとキスをしていたのだった。

マミ(杏子のばかぁぁ)

その後、クラスメイトは生暖かい視線で私達を見守ってくれて。
結局、うちに帰るまでマミは一言も口を聞いてくれなかったのだが。
…その日の晩御飯は、何故か凄いご馳走だった。

186:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 06:43:25.88 BoxoMSNG0
『きょうこの空』

187:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 08:23:48.38 Gyx9uVC8O
…!?…おぉ…御馳走様……

188:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 08:24:16.97 BUJ8iGbu0
けしからんもっとやれ

189:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 08:54:13.17 K74OAeWV0
これは責任とってちゃんとしたお付き合いを始めなければ許されない

190:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 15:04:46.35 a4tHcBviP
ついにマジでヘタレ脱却したんですね、あんちゃん(´;ω;`)

191:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 15:44:43.62 z0ESCJG70
>>185
    /.   ノ、i.|i     、、         ヽ
  i    | ミ.\ヾヽ、___ヾヽヾ        |
  |   i 、ヽ_ヽ、_i  , / `__,;―'彡-i     |
  i  ,'i/ `,ニ=ミ`-、ヾ三''―-―' /    .|
   iイ | |' ;'((   ,;/ '~ ゛   ̄`;)" c ミ     i.
   .i i.| ' ,||  i| ._ _-i    ||:i   | r-、  ヽ、   /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_
   丿 `| ((  _゛_i__`'    (( ;   ノ// i |ヽi. _/|  _/|    /   |  |  ― / \/    |  ――
  /    i ||  i` - -、` i    ノノ  'i /ヽ | ヽ     |    |  /    |   丿 _/  /     丿
  'ノ  .. i ))  '--、_`7   ((   , 'i ノノ  ヽ
 ノ     Y  `--  "    ))  ノ ""i    ヽ
      ノヽ、       ノノ  _/   i     \
     /ヽ ヽヽ、___,;//--'";;"  ,/ヽ、    ヾヽ


192:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 19:06:06.61 Ae9/VAMn0
ゆま「話は聞かせてもらったの。キョーコ達、学校でちゅーをしたそうね」


ほむら「ええ」

ゆま「…ほむらともあろうものが、何で見逃したの」

ほむら「そ、その、お昼は仁美と今度出す本の相談をしていて…」

ゆま「ほむらの百合に対する気持ちはその程度のものだったの!?」

ほむら「!」

ゆま「…。」

ほむら「わ、私、間違ってた!二人の紡ぐ物語を観測する事こそ私の使命!」

ゆま「ほむら、それでこそほむらなの!」

涙を流し、抱き合う二人。
杏子「…」

マミ「…」

ほむら「あ」

杏子「おい、ゆまに何してる!」

マミ「…暁美さん。」

ほむら「ま、まって!これは誤解よ!」

杏子「ゆま泣いてるじゃねえか!」

ゆま「え、えっと、これは」

マミ「まって、杏子。一方的に暴力を振るうのは良くないわ。…暁美さんの言い分もあるでしょうし。」

杏子「ん?仕方ねえな」

ほむら「巴先輩、わかってくれるのね!」

マミ「暁美さん、あなたを連れて行きたいところがあるの。」

ほむら「連れて行きたいところ?」

マミ「警察(ニコッ)」

ほむら「全然信用されてなかった!」

193:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 19:17:03.57 a4tHcBviP
オチwww

194:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 19:20:36.96 ieLzeUVz0
ゆまちゃんフォローしてやれよw

195:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 20:58:39.89 eRpp+mkn0
なんか昔の漫画で見たネタを思い出したので

~ vs シャルロッテ戦

シャル「」ズヌォ
マミ「きゃっ!危なかっ…あ、あら?帽子が」
杏子「ああっ!あの野郎、マミさんのステキ羽帽子を咥えて…マミさんの帽子返せ―!!」ダッ
マミ「佐倉さん!?」

~~~~~~~~~~~~
杏子「…!」コノヤロー
シャル「」つ菓
杏子「!」クレルノ?
シャル「」コクリ


マミ「…」
~~~~~~~~~~~~

杏子「いやぁ話してみたらとってもイイ魔女だったよ…帽子あげちゃってもいいんじゃない?」モシャモシャ
マミ(買収されてる…)

196:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 21:57:05.86 kAk/VkG30
ゆまちゃんはマミさんに似てるけどシャルは杏子に似てるな

>>192
ゆまちゃんの語尾の「~なの」は某魔法少女アニメの影響だろうか?

197:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/21 23:54:32.93 A1bpQM2U0
色々へたれだけどギャグでもシリアスでもマミさんをグーで殴ってでも制止
できるのはあんこちゃんだけだと思う。クールほむさやでも無理そう。

198:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 00:33:46.75 g2TFKrrX0
ハグーされたら返り討ちじゃないですかw

199:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 01:24:37.10 DzBUStnP0
自分に絶望し、泣きじゃくるマミ。

杏子「バカ野郎、目を覚ませ!」

あたしはマミの頬をビンタする。

が。

その腕はマミの頬に届く前に止められて。

マミ「誰がバカよ!大バカ!」

あたしはカウンターのビンタを食らい、吹き飛ばされた。

杏子「そんなのありかよ!?…はっ」

ガバッと飛び起きる。
全身に嫌な汗をかいている。
夢?
隣には幸せそうに眠るマミの姿。

杏子「…。」

次の日。

ほむら「…そうね、かつて私が渡り歩いて来た時間軸においてはそんな出来事もあったかもしれないわね」

杏子「ま、マジかよ」

その時間軸とやらのあたしってどんなけヘタレ!
少しはあたしを見習うべきだ。

ほむら「ずいぶんと強気ね。学校で人前でキスして気が大きくなったのかしら」

杏子「…何故それを!」

ほむら「ツイッターで聞いたの」

杏子「ツイッターで!?」

ほむら「巴先輩もすっかりあなたにメロメロらしいわね」

杏子「そ、そうかな♪」

確かに最近はお菓子のおねだりとかしても何でも聞いてくれるんだよな。

ほむら「今ならさらに上のステージにたどり着けるかもしれないわよ。」

杏子「…さ、さらに上だと!?」

さらに、上。いいぜ、やってやる。
くくく、見てなよ違う時間軸とやらのあたし。
これが本当の佐倉杏子だぜ!

200:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 01:25:56.92 DzBUStnP0
そして。

杏子「マミ、お願いが」

マミ「えっ?今から食事の支度を…」

杏子「今!」

マミ「…もう。なあに?」

そういうマミの顔は、けして嫌そうではなく。
微かに頬をそめてにっこり笑っていて。
確かにいまなら何でも聞いてくれせうな。。
いまなら言える!さらに上のステージを目指すんだ、あたし!

杏子「裸エプロンして。」

マミ「」

あれ。なんだか一気に好感度が下がっていったような。

マミ「…」

おかしいな、ほむらのアドバイスの通りに言ったんだけど。
てか今になって思うと何でキスの上のステージが裸エプロンなんだよ。

杏子「あの」

マミ「うふふ」

やばい、目が笑ってない。

杏子「今のは冗談…です。ごめんなさい!」

マミ「…そう。杏子、玉ねぎを切ってくれる?」

杏子「は、はい!」

その日、あたしはマミにさんざんこき使われ。一仕事を終えたあと、泥のように眠りについた。

マミ「…もう、杏子ったら。ゆまちゃんもいるのに、は、裸エプロンなんて、できるわけないじゃない。ばか。」


おまけ。

ゆま「あ、ほむらのツイッターだ」

『突然すまきにされた。何故かしら。寒い。体温損なう』


ゆま「すまきにされてどうやって書き込んだのかな。ウェヒヒヒ」

201:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 01:48:45.56 e515ENd20
>>197
理想の存在が壊れてしまうことは経験的に杏子にとってあまりに辛いことだろうしね…

茫然自失のマミさんに声を掛けられないまどさやほむ。
そんな中、突如平手打ちをして胸倉をつかむ杏子。目には涙が浮かんでいた。
「アンタがそんなんでどうすんだ!それでもアタシたちの憧れた巴マミかよ!」
「しっかりしてくれよ…今はアタシたちだってついてるじゃんか、もう一人にはさせないからさぁ!マミ!」
みたいな、ありきたりな熱い展開もいいよね。

ライバルはイケメン状態まどっちか

202:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 01:58:32.92 DzBUStnP0
ほむら「くしゅっ。寒いわね」

マンションの屋上からすまきにされてぶら下がる私。
さすがにこの季節は堪える。

朦朧とする意識の中、かつて経験した時間軸の出来事が思いだされる。

誰よりも純粋だったゆえ、誰よりも傷つき、絶望して魔女になった青い魔法少女。
そして彼女を救おうと必死に立ち回った巴マミと佐倉杏子は。

マミ「魔法少女が、魔女を生むなんて!私達、いったいなんのために!」

絶望の淵に堕ちる巴マミ。

杏子「バカ野郎、目を覚ませ!」

そんな巴マミを叩いて正気にもどそうとする佐倉杏子。

が。

マミ「誰がバカよ!この大バカ!」

巴マミは杏子の腕を受けとめ、カウンタービンタを決める。

杏子「いっててて」

マミ「ご、ごめんなさい」

杏子「へへ。そんなけ出来たら大丈夫さ。」

マミ「き、杏子?」

杏子「真実がどんなに悲劇だろうと。それに至るまでの毎日は幸せであるべきだ。
希望と絶望が等価値ならさ。あたし達はもっと希望をもっていいはずだ」

マミ「…」

杏子「それに、あいつの分も幸せになってやらないと。」

マミ「き、杏子ぉぉ!」

杏子「大丈夫だよ、マミ。どんな悲劇も二人で乗り越えよう」

203:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 01:59:34.74 DzBUStnP0
そう、それはかつてあった悲劇と絶望と。少しの希望の物語。


ほむら「あの時間軸の二人も、幸せになれたのかしら」

私は、かつて自分の目標のために沢山の悲しみを振り撒いたから。

ほむら「だからこそ、今、あの二人には幸せになってもらいたいわね。…くしゅん!」

QB「平気かい、ほむら。」

ほむら「ええ。」

QB「回想してるところ悪いんだけど、何故こんな事になってるのか説明してもらえるかい」

ほむら「え?いつものお約束のお仕置きじゃない」

QB「僕は何もしてないのに突然杏子にす巻きにされて君の隣に吊るされてるんだけど!」

ほむら「…ふふ」

204:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 07:06:45.07 IpdwGkOB0
QBが吊るされるのは「一人ぼっちは…寂しいもんな」だからか

205:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 08:37:19.47 g5d/v9u8O
チクショウまともな扱いのマミさんが少ないよ…
原作のお姉さんマミさんと杏子が少ないとか何やってんの!

206:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 16:08:01.75 WvBStAbe0
へたれ脱却か

207:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 16:08:06.87 1m1kEsN00
>>202
あんこちゃんマミさんにカウンターくらってるけどかっこいいよw

208:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/22 21:04:13.33 SsY61ffX0
復帰後、まどか達がいない時はマミさんマミさんって呼んでいたが
ある時ついにまどか達に目撃されてしまい(主にさやかに)からかわれて顔真っ赤になるあんこ

がゲームで見たいですお願いします

209:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/23 07:49:09.57 BmUrMIGb0
俺はマミさんのフォローで変なスイッチが入って
甘えん坊あんこちゃんになっちゃうところまで見たいww

210:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/23 08:57:45.74 HsHfyCD/0
爆熱少女マジカルキョーコ ってマミさん的にはアリなのかな?

211:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/23 12:57:12.38 mXu1Jn020
甘えん坊杏子か…

杏子「ねえマミさん、あたしの事好き?」

マミ「ええ、好きよ。」

杏子「えへへ、どれくらい好き?」

マミ「実の両親より好きよ」

杏子「…」



212:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/23 18:34:13.74 mXu1Jn020
杏子「さ、さすがに実の両親に悪いよ!そんな喩え、誰に教わったのさ」

マミ「お母さん」

杏子「…」




まあなんだ、4コマネタなんだ

213:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 00:16:50.89 TqLJQn6C0
エキサイトしたさやかちゃんが跳び出してきて
指導を始めたあげくに演技までしそうな展開w

214:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 02:05:51.98 o794CSbf0
マミ「バンドやりましょう!」

杏子「突然だな・・・」

マミ「杏子は歌がうまいじゃない?」

杏子「人に聞かせるような歌声じゃ・・・」

ゆま「キョーコの声はかっこいいよ!」

ほむら「そうね。あなたがボーカルならギター弾いてもいいわよ」

杏子「なんだよ・・・じゃあ、ちょっとだけな」

音楽室
マミ「それじゃあさっき暁美さんが引き語りしたメロディで歌ってみて。イントロは私が引くわ」

杏子「よし、・・・私の好きな女の子、赤いリボンの女の子♪」

マミ「うわぁ!やっぱり上手いじゃない!」

ゆま「キョーコとっても上手なの!」

杏子「えへへ、照れるなぁ。マミさんのアコギが気持ちよかったおかげだよ」

ほむら「気持ちいい?性的興…」

杏子「黙れ、変態」

マミ「私の演奏もうまくなっているって事かしら」

杏子「めっちゃ上手いよ。マミさぁん!もっとやろうよ!」

マミ「じゃあ次は私の曲・・・ゆまちゃん、どうしたの?」

ゆま「キョーコはマミお姉ちゃん何か教えてもらってるとマミさんって呼ぶんだね」

杏子「昔を思い出しちゃうからかな?」

さやか「お客さんはゆまちゃんだけだと思った?残念!ゆまちゃんの裏に隠れていたベーシストさやかちゃんでした!」

杏子「っんな!!」

さやか「マミさんに手伝ってって言われたら来ないわけにいかないもんね。それにしてもいい物見たなー」

杏子「くぅ、よりによって一番知られたくない奴に!!!」

さやか「これからは一緒にマミさんって呼んでいこうじゃありませんか!!あたしの事さやかさんって呼んでもいいよ!」

杏子「ふざけんなー!」

ゆま「前途多難なの・・・」

ほむら「巴先輩、解散ライブいつやる?」

215:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 02:26:50.79 SYvQCyL10
学校

マミ(そう言えば今日は宿題があったけど。昨日は杏子ったら、魔獣退治の後、すぐ寝ちゃってたわね。)

マミ「ねえ杏子。」

杏子「あ、マミか。宿題やって来るの忘れちゃってさ」

マミ「うふふ、そう言うと思ったわ。私はやってきたから。本当は自分でやらないといけないけれど…」

マミ(でも一瞬にお弁当食べたいし、今日の所は写させてあげましょう♪)

杏子「うん、何とか昼休みの間に出来そうだから。自力で頑張るよ」

マミ「え」

マミ(き、杏子がお昼休みに自分で宿題を?!どうしちゃったのかしら)

杏子(マミの奴に頼りっぱなしじゃ格好悪いからな。いい所見せちゃうぜ♪)

マミ「おろおろ」

杏子「すらすら」

マミ「ねえ杏子、お弁当なんだけど…」

杏子「ああ、ありがとう、後で授業中に食べる♪」

マミ「う、うん。あのね、杏子。」

杏子「えーっと、ここは思ったより難しいな」

マミ「…あ。」

杏子「ち、違うのか。ここは、△△か?」

マミ「…あーあぁ」

杏子「う、うるさいな!き、気が散るから!」

マミ「…」

216:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 02:27:59.07 SYvQCyL10
ぐすん。

杏子「えー!泣いてる!?」

クラスメイトA「佐倉さん、巴さんを泣かしてる(ヒソヒソ)」

クラスメイトB「痴情のもつれかしら(ヒソヒソ)」

杏子(一体なんなんだ!?あれか、あたしに宿題写させたいのか?)

杏子「あの、宿題見せてください…?」

マミ「だ、ダメよ、宿題は…自分でしなきゃ(ぐす)」

杏子(えー)

マミ「自力で頑張る杏子はとても立派よ。で、でもね。」

杏子「あ、ああ。(なんなんだ?)」

マミ「その。…一瞬にお弁当、食べたくって」

杏子「…仕方ねーなぁ。へへ」

マミ「うふふ♪」

217:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 02:29:37.34 SYvQCyL10
一方。

仁美「…巴先輩の以外な一面ですわ」

ほむら「そう?巴先輩はさみしがりやで泣き虫なのよ。」

仁美「そして佐倉さんはあっさり折れましたわね」

ほむら「基本的にヘタレ属性だもの」

仁美「インスピレーションがわいて来ましたわ!」

恭介「あ、仁美、週末デートに…」

仁美「こうしてはいられませんわ、暁美さん!今から執筆にはいりましょう!」

ほむら「え、ええ」

恭介「…。」

そして。

杏子「ふー食った食ったぁ。マミぃ、やっぱり宿題写させてぇ」

マミ「だぁめ。うふふ、本当は写させてあげるつもりだったのだけど。自力で頑張るあなたは立派よ。教えて上げるから、頑張ってね♪」

杏子「腹膨れたらやる気なくなったぁ」

マミ「うふふ。…ダメ。」

杏子「…ハイ」



218:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 12:14:06.08 ChnBmRQD0
>>215-217
乙マミあん

219:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 15:00:39.00 RbNBIOwa0
安定のヘタレっぷりだなw

220:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 17:45:27.75 9BBRibT80
なんかかずみでマミさんが出たと話題になってたけど
あれってフェアウェルの平松さん原作ってことはあんこちゃんの出番も期待できるのかな?
時間軸や過去or未来とかの兼ね合いはわからんけど、二人が並び立つようなシーンがあればいいな

221:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/24 21:04:33.60 FeqABHiH0
>>217
さやまどが居ないことで眠っていた仁美の百合好きがマミあんで目覚めたようだな

222:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/25 07:05:56.29 vTU2BS3e0
いろいろ考えたんだけど、あんこちゃんがマミさんの好きに攻めさせてあげて
マミさんは遠慮するんだけどそれでもずっとなされるがまま
ってシチュが一番エロいという結論に落ち着いた

223:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/25 15:50:47.14 M227BJ1F0
>>220
きっとあんこちゃんはマミさんの一番弟子だけは譲らないよ

224:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/25 21:11:07.73 TiPLQTJz0
>>220
漫画の天杉さんもティロフィナーレ本でマミさんを描いてて
アンソロジーコミックで杏子ちゃんを描いてるから出番が期待できる

225:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/25 21:47:08.19 WnPK9c6Q0
渋でマミあん増えてきたよなーとたわいのないことを書き込もうとしてきたら
かずみにマミさんってすごい情報見てしまった

226:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/25 21:53:03.91 IgcXvFtU0
あんこちゃん出てきてほしいな
マミさんに新しい弟子ができそうになって焼餅焼くあんあんと
そのあんあんをみてちょっと困った表情になりながらも嬉しそうな表情になるマミさんがみたい

227:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 01:34:13.02 kNmS4sJ50
スピンオフ出るたびにマミさんの弟子が増えていきそうだなw

228:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 02:06:59.66 IwpN9bNl0
あんあんの嫉妬で地球がやばい

229:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 02:28:17.56 Q1gwo9Qw0
かずみが魔法少女になったきっかけもマミさんだったんだねえ
あの必殺技もティロフィナーレを意識してるのかなw

230:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 02:46:29.33 ZtfCtWz/0
スヌーピーの漫画みたいな会話

杏子「マミの新しい弟子が発覚したよ」

杏子「何とも思わないのかよ?今頃マミは手取り足取り弟子と仲良く・・・」

さやか「じゃあ行ってきなよ。新しい弟子が反抗的な子ならさすがのマミさんも離れるでしょ」

杏子「あたし最初からマミには反抗的だったけど」

さやか「じゃあ残念ね。新しい弟子が素直な子だったら負けるわ、あんた」

場面変わり、
杏子「最近マミの弟子が出てきてるんだって」

杏子「いよいよあたしの立場も危うくなりそうだよ」

杏子「ていうかマミにしてみればあたし達も弟子のひとりってだけなんだよな」

杏子「ちょっと面白くないなー」


杏子「聞いてるのかよ?」

ほむら「知ってる?馬鹿な子ほどかわいいって言葉。あなたは可愛がられているから大丈夫よ」

ほむら「あ、行ってしまったわ。どうも私は口のきき方が下手みたい」

231:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 03:09:27.14 fppgzRKw0
かずみに関してはまだ弟子だとかはどうなのかわからんみたいだけどね
本編キャラを通りすがりのチョイ役にするのはもったいない気もするけど、今後どうするんだろか
ある時間軸のあんこちゃんとマミさんのコンビ期間に起きたサイドストーリー的なのにならないかな

単行本買ってなかったけど、ふたりが出てくるようだったら検討するかな…


232:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 03:44:53.84 Q1gwo9Qw0
>>231
まさに遠足の通りすがりみたいだし弟子とかはなさそうな感じじゃない?
ただ、マミさんが遠足ってのに凄まじく違和感をかんじたw


233:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 04:36:58.98 fppgzRKw0
>>232
まぁ自分もさすがに弟子はないと思うw地理的にも離れてるだろうし
そう考えるとあんこ教会とマミさんちは意外と近くで良かったな


234:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 05:22:49.41 FUYDSx490
弟子はなさそうだけど、その後の黒いマスケット銃の大量召還はマミさんの影響かもしれぬw

>>232
マミさんが遠足のような学校行事を楽しんでたってのは意外だった
魔法少女の活動でいっぱいいっぱいで、そういうの楽しむ心の余裕はなさそうな気がしてた

235:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 08:59:07.44 R5EL0XOSP
まあ優等生っぽいし、学校行事とかはよほど遠出じゃないかぎり受けるんでない?
虚淵の発言から察するに、親しい人、つまり友人もいるみたいだし、遠足はそれなりに楽しんでそう

236:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 09:55:34.60 Q1gwo9Qw0
今日は遠足。
目的地へ向かうバスに揺られていた。

マミ「…」

クラスメイトA「巴さんみたいに大人っぽいと遠足なんか興味ないのかしら、さっきからずっと黙ってる」

クラスメイトB「中学三年で動物園だものね、わかる気もするわ」

杏子「おいマミ、大丈夫か?」

マミ「…(ふるふる)」

杏子「体調悪るいのか?普段は乗り物酔いなんかしないだろうに」

マミ「…だって昨日は眠れなかったんだもの。」

クラスメイトA「杏子さんが朝まで寝かせてくれなかったって意味かしら!(こそこそ)」

クラスメイトB「きゃー♪(こそこそ)」

杏子「遠足が楽しみで眠れないなんて、どんなけ子供なんだよ。ほら、とりあえず上着脱いで楽にしろ」

クラスメイトA「佐倉さんが巴さんを脱がせる手つき、なんて自然なの!?(ひそひそ)」

クラスメイトB「毎晩脱がしてあげてるからね♪きゃー♪(ひそひそ)」

杏子「お、お前らさっちからひそひそ話が全然ひそひそになってねーんだよ!」


237:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 09:57:15.31 Q1gwo9Qw0
慣れた手つきでマミの上着を脱がし終える。

杏子(…マミのやつ、朝弱いからな。あたしがパジャマ脱がしてやったり制服着せたりしてるからだよ)

杏子「ほら、スカートのホックも外して。少し楽になったか?」

マミ「(こくん)」

杏子「まったく、お前らしくねーなあ。」

マミ「…だって。杏子や、クラスのみんなと一緒に出かけるの楽しみだったんだもの」

杏子「かっわいー!!」

クラスメイト全員「かっわいー!!」

杏子「マミ、あたし今日の遠足、絶対成功させる!」
マミ「ふぇ?」

クラスメイトA「巴さん!いい思い出作りましょうね!」

クラスメイトB「ばか、佐倉さんとのお邪魔したら駄目でしょ!ああ、でもあたしもマミさんと一緒に楽しみたい!」

クラスメイトC「俺、本当にこのクラスで良かった!巴のために盛り上げていこう!」

どんちゃん騒ぎを初めるクラスメイトたち。

マミ「…みんな」

マミの瞳には、感極まったのかうっすら涙が浮かんでいる。

マミ「…少し静かに…うっ、気持ちわるい…。うっ」

杏子「マミ!マミ!?」


ゆまだよ!その後の出来事はマミおねーちゃんの名誉のために描写は出来ないよ!


マミ「…でも。私、本当にみんなと一緒のクラスで良かった。」

杏子「へへ。」

238:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 10:55:25.04 M78Xm5Z10
マミさん可愛いすぎw
あんこちゃんも内心はマミさんと同じくらい楽しみだったんだろうな

239:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 13:54:06.88 LCCLnEJu0
>>236-237
見える。見えるよ、ゆまちゃん。
出崎式の光りモノを杏子ちゃん&クラスメイト一同に何とかしてもらってるマミさんの姿が。

>>238
遠足の場所にてテンションMaxで大活躍。で、帰りのバスでマミさんの肩にもたれてスヤスヤ寝てるんだな杏子ちゃん。
マミさんもいつの間にか眠っちゃってクラスメイト一同に暖かく見守られてるといいよ

240:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 22:35:54.29 joQz4e/40
マミあん本はまだかー

241:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 23:00:17.76 IwpN9bNl0
マミあんSSでのゆまちゃんの活躍っぷりは異常

242:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/26 23:40:06.24 fppgzRKw0
>>241
あんこちゃんはざっくばらんに見えて意外と素直になれないところがあったり
マミさんは人の意思を尊重しようとしてあまり深追いできないとこがあったりで
一度袂を分かっている場合は間を取り持つ誰かがいた方が捗る感じはあるな
もちろん二人だけで紆余曲折を経て元の鞘に収まるのもいい

243:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 10:33:38.43 VSUYuEFo0
少し落ち着いたバスの中。
マミも体調が良くなってきたようである。

クラスメイト「ねえ、巴さん、この雑誌なんだけど」

マミ「何かしら?ファッション誌?」

クラスメイト「うん。この、街で見かけた美少女ってコーナーのこれ、巴さんよね?」

マミ「そういえば、この間の日曜、杏子と待ち合わせしてる間に声をかけられて、写真を撮られた事があったわね」

杏子「!」

クラスメイト「すっごーい!この写真とかモデルみたい!」

マミ「そんな事ないわよ」

クラスメイト「何か美容の秘訣とかあるの?」

マミ「特にはないけれど。しいて言うなら、よく寝る事かしら」

クラスメイト「へー」

マミ「隣に安心できる人がいると、とてもよく眠れるの。」

クラスメイト全員「え!!!??!」

244:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 10:35:22.33 VSUYuEFo0
杏子「ば、ばっか、恥ずかしい事言うなよ!」

マミ「あら、事実よ?あなたのおかげでよく眠れるわ。…昨日は眠れなかったけれど」

クラスメイト全員「昨日は寝かせてくれなかったの!?」

杏子「あたしは時々マミの胸で溺れそうになるけどなぁ」

マミ「もう、いつも抱きついてくるのはあなたじゃない。」

杏子「へへへ。だってマミ、柔らかくて気持ちいいんだもん」

クラスメイトA「や、やだ、あたし体が暑くなってきちゃった…」

クラスメイトB「あ、あたしも…ねえ、A子…」

クラスメイトA「ん、いいよ…」

クラスメイトC「あ、あたし頭の中が真っ白になってきた」

クラスメイトD「先生!俺、バス降りていいですか!無性に目的地まで走りたくなってきたんです!」

マミ「あら、何だか騒がしくなってきたわね」

杏子「ん?どうしたんだろうな。マミ、気分は大丈夫?」

マミ「うん、少し。ねえ、手、握っててもらっていい?」

杏子「うん、こんな事でいいのなら」

マミ「うふふ、ありがとう。あなたのぬくもりが伝わって、力がわいてくるみたい」

クラスメイト全員「ずっきゅーーん!」

杏子「ば、ばか、恥ずかしい事言うなよ!ところで雑誌の話なんだけど…」

245:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 10:39:50.00 VSUYuEFo0
マミ「え?」

杏子「…あたし知らなかった」

マミ「ごめんなさい、あの後の、あなたとのデートが楽しくて、そんな事すっかり忘れてたの」

杏子「マミ…。」

マミ「でも、ごめんなさい。これからは、あなたに隠しごとなんかしないわ。私の全て、知って欲しいから」

杏子「あたしも、マミの事がもっと知りたい…」

クラスメイトA「も、もうだめ、息ができなっ、んっ」

クラスメイトB「わ、私も…はぅ、なんて百合オーラ…A子ちゃん、私も一緒に…」

クラスメイトC(意識を失っている)

クラスメイトD(窓から飛び降り、目的地に向かって走り続けている)

その頃。見滝原中学。

ほむら(なに、このピンク色の甘いオーラ。あの方角は、二人が向かった動物園の方角?)

先生「皆さん!あんぱんはまるかじりにしますか、二つに割って食べますか、はい、中澤くん!」

中澤「ど、どっちでもよろしいかと!」

ほむら「…先生、お腹痛いのでちょっと動物園に行ってきます」

仁美(暁美さん、何かを感じましたのね!)

仁美「先生、私図書委員なので暁美さんに付き添ってきますわ」

先生「あ、よろしくね。…いい、みんな!くれぐれもあんぱんを二つに割って食べる男とは付き合ってはだめよ!」


246:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 10:41:48.87 PxUegpNC0
あんこちゃんとマミさんの百合力は影響力はんぱないなw

247:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 11:01:45.07 Mv4stJov0
鼻血でそう・・・


248:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 11:04:24.75 OY8Ufw+J0
先生ツッコミどころ逃してますよww

249:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 11:19:05.41 wKXOh7wIO
ヤバい…マミさんと杏子…危険だ…鼻血でそう…マミさんのクラスがヤバいな…

250:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 13:16:38.31 1BX3FIVMP
お腹痛いので動物園って意味がわからないぞ、ほむほむw

251:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 21:57:03.15 dio7Njhu0
イベント行った人いるかな、どうだったー?

252:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 22:02:38.16 VSUYuEFo0
動物園

杏子「やっとついたー!」

マミ「うふふ」

杏子「マミ、まずは何を見る?ライオン?熊?」

マミ「象やキリンなんかいいわね」

杏子「何だよ、おとなしい動物ばっかだな。」

マミ「あなたのチョイスも。うふふ、あなたらしいわ。じゃあまずは象とキリンを見に行きましょ?その後ライオンや熊ね♪」

杏子「はぁい」

マミ「それにしても、人が多いわね、平日だというのに」

杏子「よその中学も来てるみたいだな。」

マミ「あの制服は確か…」

杏子「マミ。ほら」

マミ「あ…」

杏子がマミの手を握りしめる。

杏子「迷子になったら面倒だからな。こうやって手を繋いでたら大丈夫。」

マミ「…はい♪」

杏子「よし行くぞ!」

マミ「ええ。…って杏子、そっちライオンの場所じゃない!」

杏子「へへ♪早い者勝ちだぜ?」

マミ「もう。…うふふ♪」

クラスメイトA「周りの目を気にもとめず手を繋いで走りだしたわ!」

クラスメイトB「完全に二人の世界ね!」

クラスメイトC「ふぁ。素敵…また頭が真っ白になっちゃいそ…」

クラスメイトA「あ、目を覚ましたのね」

クラスメイトD「先生!今着きました!」

クラスメイトB「走ってたD君も着いたみたい」

253:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 22:08:10.00 VSUYuEFo0
一方。見滝原中学校門前。
校門の前に黒塗りの高級車が止まっている。

ほむら「…リムジン」

仁美「はやく、急いで下さいまし!」

運転手「は、はい、お嬢様!」

仁美「さあ暁美さん。参りましょう。」

ほむら「…悪いわね、仁美。車を出してくれて。」

仁美「お友達の為ですもの、構いませんわ。」

ほむら「…ありがとう。」

?「ねえお二人さん、今から動物園に行くんだね?」

ほむら「…あなたは」

仁美「お友達?」

?「私も乗せてくれないかな。」

ほむら「…何を企んでいるの?」

?「企むなんてとんでもないよ、イレギュラー。ただ私の最愛の人に会いたいだけさ。」

ほむら「え?」

?「私の最愛の人も、同じ動物園で遠足ならしいんだ!遠足とか彼女にすごいミスマッチじゃないか。これは見逃せないからね!」

ほむら「はあ」

?「愛と時間は無限に有限だよ!限られた時間を無駄にしたらだめだ、さあ行こう!」

254:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/27 22:43:27.41 wKXOh7wIO
黒百合な二人とバッティングか…そして仁美さん…家の力を使うなんて…
あとD君すげぇな

255:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 00:10:54.37 wljqRh1s0
杏子「みてみて、マミ、ライオン!がおー!」

マミ「うふふ」

杏子「あれ、こいつたてがみ無いぞ。ストレスで禿げたのかな」

マミ「それは雌ライオンよ。ライオンの雌は、つがいになった雄のために必死に狩りをするそうよ」

杏子「ふうん。マミみたいだな」

マミ「え?」

杏子「あたしにいつも旨いご飯作ってくれるし♪」

マミ「もう」

クラスメイトA(さりげなく自分達の事をつがい、に例えたわ!)

クラスメイトB(天然のプレイガールなのかしら!)

クラスメイトC(私、佐倉さんの事を誤解してた。てっきりヘタレ属性なのかと)

杏子「へくしゅ!」

マミ「あら、風邪?暖かくしないと…きゃっ」

杏子「うーん、マミの身体暖かい」

マミ「も、もう杏子ったら」
クラスメイトA(抱きついた!?)

クラスメイトB(すごいわ!)

クラスメイトC(ふぁ、すごい攻め!はぅ、めまいが…)

杏子「なあマミ、雌が狩りをしてる間、ライオンの雄は何するんだ?寝てるだけ?」

マミ「ええ、そうよ。私が料理してる間ゴロゴロしてるあなたと同じね。」

杏子「ゴメンナサイ」


256:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 00:11:40.33 wljqRh1s0
マミ「うふふ、冗談よ。ライオンの雄はね、つがいの雌を狙ってやってくる他の雄と戦うらしいわ」

杏子「へー。負けたらどうなんの?」

マミ「死んじゃう事もあるし、仮に生き残っても、つがいの雌はとられてしまうし、その雌との間に出来た子供はみな殺されてしまうそうよ」

杏子「…負けられないわけか」

マミ「そうね」

杏子「おいライオン!大切な人のためにも絶対負けんなよ!」

マミ「うふふ♪次に行きましょうか」

杏子「ああ。」

マミ「杏子、あのね?」

杏子「…あたしも絶対負けないよ?マミを。ゆまを、守って戦う。」

マミ「…ありがとう、素敵よ、杏子♪」

杏子「へへへ」

マミ「うふふ」

クラスメイトABC「あっまーい!甘いよ!ベリーベリースイートだよ!」

杏子「あいつら何を言ってるんだろ」

マミ「そんなに美味しいスイーツが売ってたのかしらね」

一方、動物園に向かって走るリムジン。

ほむら「感じる、近いわ!ますます強くなってる!」
?「たいした百合オーラだ!私とおりこに匹敵してる!」

仁美「せっかく謎キャラで通してるのに、固有名詞をだしたらバレバレですわよ?」

?「え?あ、本当だ。私の名前が?になってる!ちょっとイレギュラー、どういう事だい!」

ほむら「そんなメタ発言はやめなさい!…まさか私が突っ込みに回るなんて!」

257:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 00:34:54.94 +S5HFbF60
ふと気づいたのだけれど……???ちゃんも3年生じゃないっけ?

258:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 00:36:10.91 8qNP11Rs0
このスレに長く居すぎたせいでほむらのキャラが俺の中でおかしくなってるwww
いいぞもっとやれ

259:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 00:48:57.66 hGZNvms4O
ほむっさんどころかゆまちゃんも仁美氏ももう…どこかへ
おりこさんちょっと抜けてるし…あれ?原作もか…キリカちゃんはブレないね
マミさんとあんこちゃんはそのまま突っ走ってクラスを制圧しちゃってください

260:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 00:52:43.32 71V2mQSJQ
>>257
寝坊してバスに乗れなかっただけではなかろうか

261:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 00:59:38.81 wljqRh1s0
マミ「あ、杏子、ゾウさんよ!」

杏子「ゾウさん?」

マミ「…ゾウよ。」

杏子「ぷぷぷ、ゾウさんかわいいでちゅねー。ぷぷ」
マミ「…♪」

杏子「ゴメンナサイ」

クラスメイトA(今、一瞬凄まじい寒気が!)

クラスメイトB(わ、私、全身に鳥肌がたってる!)

クラスメイトC(ぶくぶくぶく)

クラスメイトA(ああ、C子が泡を吐いて白目剥いて倒れた!)

マミ「ねえ、杏子、ゾウのお肌って…」

隣の女子高生「ねえ、ゾウの肌って化粧品のコマーシャルに出てくるひび割れ肌みたいよね」

小さな女子高生「あー、そんな感じですね」

女子高生「私、見てると無性に乳液を塗りたくなるの!」

小さな女子高生「ど、どれだけの乳液が」

杏子「ギャハハハハハ、隣の女子高生、ゾウに乳液塗るんだって♪あ、マミ、何か言いかけてた?」

マミ「な、何でもないわ」

杏子「さてはマミもゾウの肌に乳液を?」

マミ「ち、違うわよ!ただ、あのひび割れ肌が」

杏子「うん」

マミ「ジグソーパズルみたい、って思っただけで…」

杏子「ギャハハハハハ」

マミ「むう」

杏子「ハハハハはぁぁぁ!?」

262:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 01:00:23.06 wljqRh1s0
クラスメイトA「あ、佐倉さんがゾウの檻の柵を越えて落ちた!?」

クラスメイトB「今、不自然に吹き飛んだような?」

クラスメイトC(意識を失っている)

一方、ほむら達。

ほむら「ついたわね」

仁美「早く巴先輩達を探しましょう」

ほむら「ええ。」

?「おりこ、待ってて、今いくよ!」

263:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 09:01:01.82 a/DfM+A80
完全にくっついた後はマミさんの尻にひかれるの確定だなあんこちゃんw

264:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 12:19:50.98 aAl8k0dtI
名作の予感がする

265:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 16:06:56.17 i3IRWjzL0
生まれて初めて薄い本を注文してしまった・・・
それもこれも全部マミ杏のせいだ

266:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 16:56:14.78 IIwS1PhlO
合同本どうだった?

267:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 21:13:25.28 wljqRh1s0
?「私は三年生だったんだ」

仁美「何かいいました?」

?「じゃあ寝坊してバスに乗り遅れた事にしよう!うん、きめた!おりこ愛してる!」

ほむら「しよう、って何?!だからメタ発言はやめて!」

?「くんかくんか。ケダモノの匂いが充満し過ぎておりこの匂いがわからないな」

仁美「困りましたわね、この動物園、結構広いですから。巴先輩達の姿も…」

ほむら「甘いわね、どんなケダモノの匂いが充満しようとも、私には二人の百合オーラを感じるわ。こっちよ!」

駆け出すほむら。

仁美「あら、あそこにいらっしゃるのは巴先輩と杏子さん」

?「イレギュラーの言った方向とまったく違うじゃん」

ほむら「おかしいわね、そんな筈は…」

仁美「いきましょう。」

ゆまだよ!ほむらが言った方向からも強い百合オーラを発していたのはまちがいなかったんだよ!
これがその時のログ。

とある眼鏡の女子高生「私、動物の絵は苦手なんだよね」

ピンクでふわふわな女子高生「うふふ、誰にでも苦手なもの位あるわよ♪あなたは小説家なんだし、ね。」

眼鏡の女子高生「…うん、ありがとう」

ピンクでふわふわの女子高生「それに私、その牛の絵好きよ♪」

眼鏡の女子高生「…これ、カバなんだけど」


268:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 21:21:45.49 hGZNvms4O
やだ…この動物園百合率高杉…

269:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 21:28:36.63 Pj8INZ730
>>266
予約してたの届いたよ―
自分も>>265と同じく薄い本に手を出したの初めてだから他のと比較はできないけど
これでもかと言うくらいほのぼのしてて良かったよ


270:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 21:44:29.30 yGPf7pKWP
>>266
通販組だと少しラグあるから、まだ手元来てない人も多いのかも
すごく良かったよ、全体的に良かった、うん
というかこの絵師さん、マミあん好きだったのかって人が何人もいて普通にびっくりしたw

271:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 21:58:46.09 qGS1QTMU0
マミあん合同はたしかによかったな、家宝でござる
というかほんとほのぼのする組み合わせだよね、なんか
まどマミとかも同じほのぼの路線なんだけど、あっちが初恋や淡い感じなら、
マミあんは生活感というか阿吽の呼吸というか家族というか、なんだろう口で上手く言えない!

272:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 21:59:01.60 d3TypT7y0
>>267
美少女だらけの百合天国とかこの世の楽園だなw


マミあん本いいできみたいで期待が高まる
早く届かないかなあ

273:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 22:30:03.77 IIwS1PhlO
まじか…早く読みたいな。最近マミあん増えてくれて嬉しい

274:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 22:50:25.88 DIZsm+q40
マミ杏合同本素晴らしかったんだけど
一人当たり3、4ページだから、もっと読みたいって思っちゃうな。
などと贅沢言ってみる。

275:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/28 23:58:13.68 Pj8INZ730
確かにもっと読みたくなるなー
薄い本は一度手を出すと収拾がつかなくなるって
いつだったか誰か言ってたよね。今ならそれ、よく分かるよ

276:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 03:10:10.23 6jMdHSlb0
小さい方の合同の小説を読み返すたびに泣いてます。

277:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 04:07:13.87 qg39ym4k0
マミ「ねえ杏子。」

杏子「…」

杏子「…」

ゾウエリアの前でからかわれて、ついかっとなってしまって。

マミ「あの…」

杏子「…」

そう、杏子を柵の下に叩き落としてしまったのだ。

マミ「そ、そうだ、お弁当食べない?杏子の好物いっぱい作ってきたのよ」

杏子「…!」

マミ「そこの芝生の上とかどうかしら。ぽかぽかしてきっとお弁当め美味しいわよ?いきましょう。」

杏子「…」

マミ(あ、ついてきた)

マミ「レジャーシートひくの手伝ってくれる?」

杏子「…(ガササっ)」

マミ「ありがとう、杏子。手際良くて素敵よ♪」

杏子「…」

マミ(あ、少し笑った。かわいい♪)

マミ「じゃあ、頂きます。杏子、このエビフライ、自信作なのよ。はい。」

エビフライを箸でつかみ、杏子の取り皿に置く。
だけど杏子はそれには手をつけようとしない。だが。

杏子「んあ」

マミ(何かしら、口を大きくあけて。あ。まさか。)
もう、野外で人の目もあるのに。でも、機嫌を治してもらうためには仕方ないかしら。

マミ「はい、あーん」

杏子「はむっ。うめぇ!マミ、もう一口!」

あ、喋った。

マミ「はいはい。あーん♪」

杏子「あーん。うめぇ!」

マミ「うふふ、機嫌治った?」

杏子「ん?機嫌?何の事?」

マミ(もう忘れてる!)


278:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 04:45:49.10 qg39ym4k0
マミ「さっきはやり過ぎちゃったわ、ごめんなさい」

杏子「あー、その事か。からかったあたしも悪かったし。
でも、顔面からゾウのとこに落ちて超痛かったんだぜ?」

マミ「う。反省してます」

杏子「おかげで舌を少し切っちゃってしばらく喋る事出来なかったぜ。」

マミ「ええ!?ご、ごめんなさい!あ、それで話してくれなかったのね。」

杏子「うん。ちゃんとジェスチャーしてただろ」

マミ「…あーん、しかわからなかったわ。というか、舌は大丈夫?」

杏子「うん、まだ痛いけど。それよりマミの弁当が血の味混じりなのが残念かな。それでもうまいけど。」

マミ「…治癒魔法を」

杏子「いいよ、これくらいなめてたら治る」

杏子がぺろんと舌を出す。
…前も、こんな事、あったかしら。

マミ「…自分の舌をどうやってなめるのよ。」

杏子「あ」

マミ「うふふ」

279:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 04:48:05.62 qg39ym4k0
?「…じゃあ、なめて」

?「突然、真剣な表情。
杏子の顔が近付く。」

?「…だ、だめ杏子、恥ずかしいわ」


?「…誰も見てないって。」


?「ふ、ふぁ」

?「…二人の舌がいやらしく絡みつき…」


杏子「…おい。」

マミ「…あの」

杏子「さっきから何あたし達の後ろでぶつぶつ言ってるんだよ!邪魔すんなよ!」

マミ「い、いくら何でも人前では舌を絡ませたりしません!」

?「あら?ごきげんよう、お二人さん。」

杏子「勝手に人の後ろで変なセリフ言うな!」

?「変なセリフ、と言っても、今のは近い将来実際に起こる出来事よ。」

杏子「マジで?!」

?「マジです。私の能力は未来予知ですもの。」

杏子「…ゴクリ」

マミ「あ、あなたは!」


280:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 04:48:55.66 qg39ym4k0
?「謎の美少女、白い魔法少女あらわる!と言ったところかしら。」

杏子「いや、謎でも白い魔法少女でもないだろ、変身してないし。」

おりこ「うふふふふ。」

杏子「あってるのは美少女ってところ位だろ、おりこ!」

おりこ「…え?あ、ありがとう(ぽっ)」

マミ「むう」

杏子「いでで!何でお尻つねるんだよ!」

マミ「…だって。」


?「あ、あた、あたしのおりこを口説くなんて!この変態百合野郎!死んじゃえ!」

突然飛びかかってくる黒い少女。

杏子「だ、だれが野郎だ!」
杏子(早い!)

その突進をマミがリボンで受けとめる。

マミ「そ、そうよ、杏子は男の子みたいに格好いいところもあるけど、それ以上にとってもかわいい、素敵な女の子よ!」

杏子「あ、ありがとう(ぽっ)」

おりこ「キリカ、駄目よ、暴れたら。本当に小さな子供みたいね」

キリカ「こ、子供じゃないもん!キリカのばかぁん」
おりこ「うふふ、やっぱり子供じゃない。ほら、泣き止んで。」

ちゅっ

マミ「!」

杏子「!」

そんな百合空間を覗く怪しい影。

仁美「キリカさんが突然飛び出した時はどうなるかと思いましたが、まさかキスなさるなんて!うふふふふ、良いもの見れましたわね、暁美さん!」

ほむら「…近い将来、マミあんのベロチュウ。見逃せない…!(ブツブツ)」

仁美「燃えてきましたわー!」


クラスメイトA「あの、ゴミ箱被ってる女の子、何なのかしら。へ、変質者?」

クラスメイトB「さあ、うちの生徒みたいだけど…」

クラスメイトC(まだ目を覚ましていない)

281:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 14:25:54.62 Q4yhOEIZ0
やっとマミあんの濃厚な舌入れキスがみられるのか

282:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 22:49:40.92 Fh++jsUr0
普段はヘタレのあんこちゃんの強気な態度に思わず惚れ直してしまうマミさん
あると思います

283:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/29 23:25:18.67 FjMw2sXc0
普段は強気生意気のあんこちゃんのヘタレ甘えん坊な態度に思わず庇護欲が疼くマミさん
あると思います


284:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/30 02:33:15.00 6ltVSeyB0
つまりどのパターンでもマミあんマミは最高だと思います
個人的に甘えあんこと受け入れマミさん、でもたまにマミさんがイケメンオーラあんこに甘えてくるというのが好き

285:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/30 02:41:54.70 m+g13Udy0
甘えあんこがたまにキリッとなってマミさんたじたじになるのが好きです
>>280
素晴らしい・・素晴らしい

286:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/30 10:52:18.50 wuWRcZGF0
あんこさんが無自覚受けを発揮しだしてこれは…マミさんがヘタレ…

287:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/30 18:09:46.61 Ci64GqqZ0
例のシークレットサイトとやらのあんこちゃん宛てボイスで
「祈りが絶望にならないように私がずっと見ているよ」
ってのがあるみたいだけど、もし改変世界の女神まどっちのセリフだとすると
改変世界では一家心中自体が起こらない可能性もあるのかな?
別れずにコンビ組んだまま、ほむらやさやかに出会ったりとか
どっちみちあんこちゃんが自信を失わずに生きていけるみたいだからいいけど

288:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/30 22:39:07.51 Ci64GqqZ0
と思ったがどうもシークレットなんたらはネトゲじゃないかとの噂だね
だとしたらそんなに深い意味もないのかな

杏子ちゃんをずっと見てるとか、マミさんとずっと一緒とか…
まどっちは常に●REC状態ってことか

289:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/30 22:46:26.40 EClrzLew0
最後の「やっと(さやかと)友達になれたのに」
って台詞を考えるとやっぱり心中は起こってるんじゃないかね
さやかと対立したであろう理由も利己対他利の話だろうし杏子が生き方を変えるほどの苦しみを背負う出来事って言ったらそれしか無いだろうし
マミさんの事故が不可避っぽいのも考えるとやっぱり不可避なのかも
それでも結局元に戻れたのはマミさんが仲介に入ったりしてさやかとスムーズに友達になれたからだろう


290:名無しさん@お腹いっぱい。
11/11/30 23:04:36.73 M1Vxzv330
自分も家族は死んでると思う
スタイル変わってないなら、さやかとのいざこざとかも起きてないはずだし
まどっちの台詞はこれからそういうことがないように見てるよってことじゃない?
まあなんにせよ、新規映画が改変後世界が舞台なのは確定だし、それでわかるさ

291:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 00:07:46.32 WlQTYWDg0
まど神様の願いは魔女の消滅=最後の絶望を無くすだけだからな
都合良くさやかと恭介が結ばれたり、杏子マミさんの家族が助かる訳ではないだろう
世界から全ての悲劇を無くすとかクリームさんになるしかない

改変後も家族が心中は変わらず、マミさんともうまく行かなくなって放浪生活
さやかとぶつかり合って友達になってマミさんともまた共闘できるようになったと思ってる

292:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 05:46:58.37 CCzZZDuP0
杏子「それにしても奇遇だな、こんな所で会うなんて」

おりこ「私はあらかじめ知っていたけどね。未来予知の力で」

杏子「ふうん」

キリカ「おりこにわからない事なんかないんだ!」

おりこ「何でもは知らないわ、識ってる事だけ。」

キリカ「えへへ」

おりこ「うふふ」

マミ「あら、おりこさん、制服最近クリーニングに出した?」

おりこ「ええ、出したけれど。何故それを?まさかあなたも?!」

マミ「いえ、クリーニング屋さんのタグが襟元に…」

おりこ「…あら本当。…そんな事も、私はあらかじめ予知で知っていたけど。」

キリカ「さすがおりこだ!何でも知ってるね!」

おりこ「うふふ」

杏子「いや、絶対気がついて無かっただろ…。お前の予知もいい加減だな」

キリカ「絶対クリーニング屋さんのタグは気がついて無かったけど、おりこの能力をバカにするな!」

おりこ「…キリカ」

キリカ「いひゃい、ほっぺつねらないでぇ。
おりこはな、少年ジャンプの内容を前の土曜日に予測して見事に的中させるんだぞ!」

マミ「まぁ、凄いわ。」

杏子「…いや騙されんなマミ。ジャンプは土曜日に早売りしてる所あるんだ。やっぱり当てにならない能力だな」

キリカ「そんな!嘘だよね、おりこ!」

293:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 05:49:48.98 CCzZZDuP0
おりこ「…見えたわ」

杏子「ん」

おりこ「巴マミ、あなたはもうすぐみんなの前でパンツが丸見えになるわ。色は白。」

マミ「ええ!?」

杏子「な、何だと!?確かにマミのパンツは白だけど!」

マミ「き、杏子!?」

そんな四人を除く怪しいゴミ箱。

仁美(話は良く見えませんが、巴先輩の下着の色まで知ってらっしゃるなんて、さすがですわね、杏子さん)

ほむら(毎朝一緒に着替えてるから、あの二人。)

仁美(あ、移動しますわ!私達も急ぎましょう!)

ほむら(こくん)

ゴミ箱をかぶったまま、こそこそと後を追いかける。

クラスメイトA「私にも見えたわ。あそこの二人の、パンツ。黒髪のほうは、タイツごしのピンクと、もう一人は大人っぽいレースの白…」

クラスメイトB「…ゴミ箱かぶって四つん這いだから後ろから丸見えだもんね。」

クラスメイトA「教えて上げたほうがいいかな」

クラスメイトB「でも、関わるのはちょっと…」

クラスメイトC「ぴろりろーん(携帯カメラで二人のパンツを撮影している)」

294:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 05:52:12.78 CCzZZDuP0
杏子「飯も食ったし、次はどの動物みる?」

マミ「ねえ杏子、私この、ヤギに餌をあげ体験のコーナーに行ってみたいわ」

杏子「じゃあいこうか。はい」

杏子がマミの手をとる。

マミ「…ええ♪」

キリカ「む、ごく自然に手を。おりこ、私達は腕を組もう!」

おりこ「本当にキリカは甘えん坊さんね♪」

キリカ「私が甘えるのはおりこだけさ!(ぎゅっ)」

杏子(あ、あいつら腕を!?くそ、なんか悔しいな!)

杏子「こうなったら!マミ!」

マミ「え?きゃ!」

マミを抱えてお姫様抱っこする杏子。

杏子「へへへ、どうだ!」

マミ「も、もうっ。恥ずかしいわよぉ」

キリカ「おりこ!私達も!」

おりこ「私はいやよ、だってパンツが丸見えになってしまうもの。恥ずかしいわ。巴マミみたいに」

マミ「ふぇ?!きゃ、きゃあ、杏子、お、おろして!パンツ見えちゃうう!?」

杏子「予言が当たったのか!?って、ちょ、暴れるな!」

295:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 05:54:26.22 CCzZZDuP0
おりこ「見えたわ。」

キリカ「私も見えたよ、巴マミのパンツ。」

おりこ「巴マミが杏子の顔をスカートの中に入れる未来が。」

マミ「そ、そんな事しないわっ!きゃっ」

バランスを崩し、もつれ合いながら倒れる二人。

マミ「いたた…杏子、大丈夫?あら?杏子?」

見失ってしまう。

杏子(いたた。ん、真っ暗だ。それに顔の上に柔らかいのが乗ってる。この感触は…)

杏子「ふぁ、ふぁんふ!?(ぱ、パンツ!?)」

マミ「ひゃ、ひゃうん!?」
突然マミの股関でうごめく、何か。
とっさに飛び上がろうとするが、足がからまり動けない。

マミ「き、杏子!?きゃああああああ!?」

杏子「ふぉ、ふぉめん!?(ご、ごめん!?)」

マミ「ひゃううう!?く、口動かさないでぇぇ!」

キリカ「さすがおりこ!また当てたね!」

おりこ「うふふ」

ほむら(パンチラだけでなく、顔面騎乗まで!)

仁美(わざわざ来た甲斐がありましたわー!)

ほむら(それにしてもまさか屋外であんなエロハプニングだなんて)

仁美(Toらぶるみたいですわね)

クラスメイトA「あの二人、ずっと四つん這いでパンツ丸見えだけど…」

クラスメイトB「Toらぶるみたいね」

クラスメイトC(今度は動画を撮っている)

296:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 05:56:31.01 CCzZZDuP0
杏子「ご、ごめんなさい、マミ」

マミ「い、いいのよ、もう」

キリカ「ギクシャクしてるね」

おりこ「人前でパンチラしたあげく顔面騎乗だもの。そりゃ恥ずかしいわ。」

マミ「しくしくしくしく」

杏子「お、おい!こそこそ言うなよ!マミのやつガチ泣きしちゃっただろ!」

ヤギのえさやりコーナー。

杏子「ほ、ほら、泣き止んで。ヤギの餌もらってきたぜ?」

マミ「…うん」

杏子「ほら、ヤギ寄ってきたぜ。」

マミ「えへへへ」

杏子(ふう、機嫌治してくれたか)

ヤギ「んめぇぇぇぇ」

マミ「見て、杏子。とってもかわいいわ♪」

杏子「本当だな。あたしも餌やろう。ほら、食え」

ヤギ「…」

杏子「ああ!何であたしのは食べないんだよ!」

マミ「うふふ、いっぱい寄ってきちゃった♪」

おりこ「見えたわ」

マミ「ま、また!?」

杏子「今度はなに?」

おりこ「巴マミ、スカートを捲られてガチ泣き。」

マミ「ふえええ!また私!?」

杏子「お、おい、せっかく泣き止んだのに!」

マミ「ど、どうしよう、杏子!」

杏子「スカート捲られて、なら犯人がいるはずだ!」

マミ「そ、そうね、犯人を捕まえたらスカート捲られないわよね!」

おりこ「もう手遅れよ。」

マミ「え?」

気がつくと、マミの周りにヤギが沢山集まって。

297:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 05:58:23.71 CCzZZDuP0
マミ「きゃああああああ!?」

餌を催促したヤギがマミのスカートをめくりあげる。

マミ「き、杏子、助けてぇぇ」

杏子「ま、待ってろ、今…」

マミ「ひゃううう!お、お尻舐めないで!?」

杏子「あ、あたしもやった事ないのに!許さん?」

マミ「す、ストッキング食べないでぇぇ!」

ほむら(なんてエロハプニング!おりこ、何て恐ろしい力なの)

仁美(何だかいけない道に目覚めてしまいそうですわー)

ほむら(あら?ヤギが)

仁美(あら?)

ぺろん

ほむら「き、きゃああああああ?!」

仁美「はううん!?な、舐めたら行けませんわー!」

そして。帰りのバス。

マミ「しくしくしくしくしくしく」

杏子「な、泣き止んで、ね?」

マミ「しくしくしくしく」

杏子「ほら、マミは生足綺麗だから、ストッキング履かなくても…」

マミ「しくしくしくしく」

おりこ「私の能力、理解出来たかしら。」

杏子「認めざるを得ないな。てか何故お前が乗っている」

キリカ「私とおりこを引き離すつもり?」

杏子「いや学校違うだろ」

おりこ「…はっ!そんな!まさか!?」

マミ「びくっ」

杏子「ま、また未来予知か?」

おりこ「このままでは全員死ぬわ。」

298:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 06:13:09.46 CCzZZDuP0
マミ「えええ!?」

杏子「ど、どう言う事だよ、おい!」

おりこ「もうすぐバスが事故をおこして私達全員死ぬわ!」

クラスメイト全員「な、なんだってー!!!」

パニックになる車内。

クラスメイトA「い、いやあ、死にたくない!」

クラスメイトB「お父さんお母さん、先立つ不幸を…」

クラスメイトC「も、もうだめ…」

クラスメイトD「巴!好きだー!」

クラスメイトE「こら、抜け駆けすんな!俺も好きだぁ!」

マミ「良かった、私のパンツが見られるわけじゃないのね」

杏子「落ち着きすぎだろ!って」

299:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 06:14:48.81 CCzZZDuP0
杏子(マミのやつ、めちゃくちゃ震えてる?事故のトラウマがよみがえったのか!?)

杏子「マミ!」

マミ「きょうこぉ…」

杏子「大丈夫だ、怖くない。事故なんかあたしが止めてみせる。」

マミの手を握る。やはりとても震えていた。

杏子(マミ…)

事故くらい。無力な少女だった昔と違い、今のマミは魔法少女なのだ。その気になれば回避くらいできるはずだ。

杏子(だけど、どうしたらマミの恐怖をとりのぞいてやれる)

こんなに震えるマミを放ってなどおけるか。
事故なんかより遥かにそっちが大切だ。

おりこ「恐怖を取り除くなら、やっぱり」

杏子「え?」

おりこが、耳元でささやく。

杏子「マミ」

マミ「え?んっ」

唇と唇が触れあう。

マミ「んっ」

舌と舌が、絡まる。

杏子「…あたしがいるから。何も怖くないよ、マミ。」

マミ「…ふぁ…きょうこ…」

杏子「あたしとマミの力で、事故の運命を切り裂こう。」

…結局。事故にあう事もなく無事につき。

おりこ「私の予知もたまに外れるわね。でも」

ベロちゅうをする予知は当たったでしょ?

と言うセリフを残して帰っていったのだった。

杏子「何て人騒がせな」

杏子(てか、あいつまさかあたしにキスさせるために?!)

マミ「どうしたの?杏子。」

杏子「い、いや、何でも」

…ちなみに、ほむらと仁美は見回りにきた職員に後日無事に保護された。


300:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 06:30:48.19 9vNOBxDO0
>>287
真面目な話杏子はいつジェムが濁ってもおかしくない子だからなぁ
劇中で唯一願い事を根本から否定されてる子だし

301:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 07:37:01.22 fdR+c4lp0
>>299
乙です。

>…ちなみに、ほむらと仁美は見回りにきた職員に後日無事に保護された。
しかし後日って…それは本当に無事だったのか?w

302:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 08:43:40.25 3MlygMbJO
とうとうディープな接吻まで行ったか…
ヘタレ脱却だねあんこちゃん

しかし…そのハプニングな動物園行きてぇなぁ…
行きてぇよ…

303:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 11:21:50.13 UowwYJ3b0
あんこちゃん、マミさん、ほむほむをはじめとした美少女達がたくさんいるうえに
マミさんのパンツが見れる動物園か

俺もいきてえなあ

304:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 12:19:19.26 mWPLL1110
パンダよりパンツが見たい動物園

305:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 13:51:24.37 zIS7EVCN0
合同誌やっと届いたけど・・・ニヤニヤしてページめくれねええぇぇー!!!
これを二人に読ませたら悶えまくるだろうな

306:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 16:18:16.33 ENckV0AC0
いつもいつも乙です
しかしおりこ、予言ではなく運命を操っているとしか思えない集中攻撃だったなwww

307:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 21:56:04.00 uusRu7Wb0
この小説のほむら、クラスメイト(仁美)と仲良くてなんだかほっとする。
本命まどかとは切ない関係なんだけど、ほむら元気そうで何より。
ヴィジュアル豪華なコンビだよね、ほむらんとひとみん。可愛さも溢れるマミ杏の方がバランスいいし、愛しいけどね。

308:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 22:31:05.76 wY6pNHid0
リアルお嬢様の仁美、政治家の娘おりこ、謎は多いが割と良い暮らしをしてるマミさん
そして実際は豊かでないようだがパッと見ご令嬢ぽいほむほむ
この四人が一堂に会することがあれば、なかなか優雅なお茶会になるな…

その一方であんこ、さやか、キリカは隣のテーブルでケーキを巡って火花を散らすのであった

309:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 23:49:20.24 VsTVIGTe0
>>308
まどか「・・・・」

310:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/01 23:52:33.82 wY6pNHid0
>>309
つい概念扱いしてて忘れてた…
ホントすみませんでした射らないで下さい勘弁してください

311:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/02 02:37:33.17 KeTLh/pu0
>>308
マミ、ほむら、おりこ、仁美がテーブル囲んで茶を飲んでいるのを
思い浮かべると王下七武会みたいな威圧のある雰囲気が想像してしまう。



312:名無しさん@お腹いっぱい。
11/12/02 15:04:21.02 74ZxYqWfP
もう怖3のマミあん本というとマミあん合同だけでなく、
「魔法少女のジレンマ、その傾向と対策」と「Hello My Friend」もよかったよね

自分は書店委託のモノしかもってないんだけど、
「Atmosphere theory」ってサークルさんのマミあん本を手に入れた人いたら感想聞かせて欲しい

313:ローカルルール追記議論中@自治スレ
11/12/02 20:41:18.69 Kw1QZVTJ0
魔法少女のジレンマ委託されたんだ

314:ローカルルール追記議論中@自治スレ
11/12/03 00:50:26.77 55uDlWyY0
>>312
コピー本で無料配布(?)だったので手に入れられた人は少ないと思われる
自分も列に並んでたが手に入れられなかった

315:ローカルルール追記議論中@自治スレ
11/12/03 02:09:50.92 l0nVAy6g0
杏子中心のイラスト本は手に入れたけどそれとは違うんだよね?
会場後それほど時間置かずに行ったはずなんだけど見た覚えがない。
ドジったかなぁ。

316:ローカルルール追記議論中@自治スレ
11/12/03 02:19:38.47 rS1MXSmm0
ほむほむはまどか概念化後の名代だろうからおk、だと俺は思う

317:ローカルルール追記議論中@自治スレ
11/12/03 05:07:38.35 55uDlWyY0
>>315
それとは別
昼過ぎくらいに配布された奴
必死にスペースで手折り製本してたから数そのものも少なかったし

318:ローカルルール追記議論中@自治スレ
11/12/03 10:02:50.45 kZf9gBuEO
オンデマンド配布か…
イベント行きたいなぁ…冬コミも少しはマミ杏ありそうだな…
カタログだけじゃわからんかもシレンが


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