11/11/27 01:42:50.33 xBBnHM2r0
次の日
紬「唯ちゃん、話って何?」
唯「ムギちゃん、悪いんだけど……。はい」
紬「梓ちゃんを操れるスイッチじゃない。どうしたの?」
唯「私には、いらないや」
唯「やっぱりあずにゃんのこと大切にしたいから……。こんなことだめだってわかったから……」
紬「……そう。じゃあ、これは処分しておくわね」
唯「うん。お願い」
紬「さて、梓ちゃん。結果的にこうなっちゃったけど、よかったの?」
梓「いいんです。唯先輩はあの時スイッチを使わないでくれました」
梓「唯先輩に求められたら、全部あげる覚悟でした。でも、やっぱりどこか怖くて……」
梓「スイッチで操られているふりをしていれば、素直になれると思って……」
梓「でも、それは間違っていました」
梓「唯先輩は私のことをちゃんと考えてくれて、待つ方を選んでくれました」
梓「だから、今度はちゃんと向き合って答えを出したいと思います」
紬「そうね、ふたりで答えを見つけたほうがいいわ」
梓「ムギ先輩、付き合ってくれてありがとうございました」
紬「いえいえ。ふたりで頑張ってね!」
梓「はい!」
END