11/09/12 22:31:07.65 19IaHQnYO
流れをぶったぎりますがお月見でちょっとしたSSを…
「さやかちゃん、お月様綺麗だね…」
「うん、電気消したのはやっぱり正解だね。お月様の明かりだけですっごく明るいし…情緒もあるしね」
「…なんか意外だな。さやかちゃんってこういう時お団子食べてるイメージがあったのに」
「あっ、それ酷くない?あたしだって女の子なんだから団子より花な乙女心はありますよーだ」
「えへへ…ごめんなさい」
「まったくもう…あっ、そうだ。ねぇ、まどか」
「なにかな?」
「あのお月様もまどかが作ったんだよね?」
「うん、そうだよ?」
「もしかして、ウサギとかいたりする?」
「えぇっ!?な、なんで?」
「いや、ファンシーなまどかならウサギとかお月様に住まわせてそうだし…で、どうなのよ?」
「や、やだなー、さやかちゃん…いくらわたしでもお月様にウサギはないよ~」
「うーむ、さすがにないかぁ…まどかなら自分とあたしにウサギの耳生やした分身置いてそうな気がしたんだけど」
「へっ!?」
「それで『さやかちゃん、ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ~』とか言わせてあたしの分身に可愛がらせてたりとかさ」
「っ!!?」
「いやー、さやかちゃんの勘も鈍っちゃったかぁ、まいったねこれは」
「…………」
「あれ、まどかどしたの?」
「な、なんでもないよ…(いつもより暗くて助かったよ…絶対に動揺してるのばれちゃうもん。でも、本当に勘がよすぎるよさやかちゃん…)」
「ふーん(ばれてないと思ってるんだろうなぁ…言ったでしょ、月明かりだけで十分明るいって。バレバレだよまどか…でも、まさかほんとにお月様にいるなんて…どんな風に過ごしてるのやら)」
ホワンホワンホワン…
「うぇぇぇん!」
「どしたまどかー!」
「どこ行ってたのさやかちゃん、ウサギは寂しいと死んじゃうんだよー!」
「あぁ、ごめんごめん!ちょっと向こうに綺麗な石があったからさ…まどかにプレゼントしようと思って」
「ううっ…たしかに綺麗だけど…もう離れちゃやだよ?」
「わかってる、お詫びに今日は一緒のベッドで寝てあげるから」
「本当っ!?わーい、さやかちゃん大好き!」
「あたしも大好きだぞまどかー!」
ホワンホワンホワワ~~ン…
「……いや、まさかね」
「お、お月様綺麗だよねー」
「そうだねぇ…(まっ、変なことはしてないだろうし…追求はしないであげますか)」
以上です!
なんかあまりお月見と関係ないですね…