11/09/09 22:59:12.44 u/pVTHmX0
いつも、お漏らしをした後は悪い事をしたと思っていない笑顔でオムツ交換を要求する。
しかし、今の唯は本当に悲しそうな顔をし、目に涙を溜めている。
唯がこんな顔をするのは見た事無いが憂は顔を見ないで言う。
憂「・・・。オムツ交換するから寝なさい。」
唯「うーい、ごめんなたい("q")ゆい、わるいこ(TqT)」
憂「いいわよ。慣れてるし。」
唯「ヒグッ、エグッ(TqT)ごめん・・なだい(TqT)」
唯の泣き声も憂には届いていない。
憂はずっと考えていたのだ。
唯を施設に預け自分の人生を取るか、自分の人生を捨て唯と生活をするか。
一人で生きる、天秤は少しそっちに傾いていたが、まだシーソーにように交互に上下していた。
しかし、唯がお漏らしをした瞬間、カクンと傾いたのだ。
唯を施設に預ける、と。
憂は唯の顔を見ることも出来ず、唯の声色が変わったことにも気づいてあげられなかった。
オムツ交換も終わり外へ出た時には日も傾いており、時刻は18時前。
歩いていた唯は何かに気付き、歩くのを止めた。
今日は以上です。
次回で完結します。