【フリージング】エリザベス=メイブリーは高貴でカワイイat ANICHARA2
【フリージング】エリザベス=メイブリーは高貴でカワイイ - 暇つぶし2ch341:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/06 19:34:18.79 iZ+yaa86O
「フハハハハハ!どうしたエリザベスぅ!?小生はまだまだ戦いを満喫していないぞぉ!もっともっと抗ってみせろぉ!」
シャイニングフィンガーをエリザベスに放ったギンガナムは、瓦礫の上へと着地すると大きく手を広げてサテライザーを挑発する。
対してエリザベスは肩で息をしながらもフラフラと立ち上がりギンガナムを睨み返した。
「いいぞいいぞぉエリザベス!その目は実に良い!勝つ事こそが全て!敗北は死!
それこそがパンドラ!それこそがぁ・・・・・命をかけて戦う勇者よぉ!」
「お前の妄言は聞きあきたんだよ!いい加減に死ねギンガナム!」
喜びに身を奮わせ叫び続けていたギンガナムの後頭部に向けてシャルルが回し蹴りを放つ。しかしギンガナムはそれを察知していたかのように振り向くと、まるで蚊を叩くかのようにシャルルを弾き返した。
「かはぁ!?」
「フハハハハハ!このギンガナムをぉ!不意討ちで倒せると思っていたのかぁ!ああん!?」
ギンガナムは高笑いしながら抵抗する暇を与える事なくシャルルの首根っこを掴む。
「くそっ・・・!放せ!」
「放すわきゃねーだろぉぉぉぉぉ!そのまま神の世界への引導を渡してやるよシャルル=ボナパルトぉ!」
ギンガナムはありったけの声で叫ふとシャルルを首の掴んでいた手から電流を送り込んだ。
バリバリと大きな音と共にシャルルの全身が電流に包まれ、それと同時に熱と激痛が彼女を襲う。
「ぐっ・・・がああああああああああああ!」
「シャルル=ボナパルトぉ!」
痛みに耐えながらシャルルの名を叫ぶエリザベスであったが、その声は電流によってダメージを負い続けているシャルルの耳に入らない。
「ガアアアアアァァァァァァァーーーーー!」
「フハハハハハハハハハハハハハ!」
シャルルの断末魔の叫びに負けないくらいにギンガナムはシャルルの苦しみの姿を見て笑い続ける。
エリザベスは彼女を助けてようとボルトウェポンを展開しようとするが、先ほどのシャイニングフィンガーによるダメージが未だ取れず思うように身体が動かない。
(このままでは彼女が・・・・シャルルが殺されてしまう・・・!動きなさい・・・動いて私の身体!)
唇を噛み締めながらエリザベスは手を震わせながら己を叱咤する。
しかし、そんなエリザベスの気持ちとは対照的に身体の方は言う事を聞いてくれない。
「さぁそろそろお終いにしようかシャルル=ボナパルト!?一思いに楽にしてやるよぉ!」
ギンガナムはもう片方の手をシャルルの首に添える。
シャルルはもは抵抗するどころかや叫び声すら出せずに失神寸前にまで追い込まれていた。
「やめなさい・・・・!やめなさいギム=ギンガナムぅぅぅぅぅぅ!」
エリザベスは右手を前に突きだしながら叫ぶがギンガナムはそんなエリザベスに目もくれる事なく鼻で笑う。
そしてもう片方の手から電撃が放たれる―――その時。
「ワシが男塾、塾長江田島平八である!」
鼓膜が破れんがばかりの凄まじい怒号が廃墟中に響き渡る。
「ぬっ!ぬうう!な・・・なんだ今のプレッシャーは!」
今の怒号にギンガナムは思わずシャルルを掴んでいた両手を放した。
「シャルル!」
エリザベスは力を振り絞って走り出すと、どうにか落ちて来たシャルルの身体を受け止める事に成功する。

カツン――  カツン――

下駄の鳴る音と共に闇からハゲ頭に袴を着た男が現れる。男はヒゲをゆっくりと撫でながら周囲を見渡すとゆっくりと口を開いた。
「・・・・ワシが男塾、塾長江田島平八である」
江田島平八と名乗った男は不敵な笑みを浮かべるとエリザベスのいる方へと顔を向ける。
「あなたがエダジマ・・・・ヘイハチ・・・?かつてタイプ―Sのノヴァ10体をたった一人で相手した伝説の・・・!?」
「フッフッフッ・・・・あの頃のワシは血気盛んじゃったからのう・・・・半銅鑼(パンドラ)がいたのにも関わらず、よく一人で先走っていたものよ・・・・!」
平八は昔が懐かしいといった様子で目を細めて豪快に笑い始める。


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