11/06/14 23:53:41.54 TlFetmww0
2chもSS書くのも初心者なんで、不備があったら指摘お願いします
3レスほど使わせてもらう予定です
放課後いつものように二人で魔女を退治し、結界が消えて街の風景が戻ってきたのは夕方。夕焼けが綺麗な時間帯。
あまりにも綺麗だったから、頑張った私たちへのご褒美みたいだと思った。戦いの後にこんなことを考えるようになったのは鹿目さんと出会ってからのだ。それまでは、魔女を倒したという結果以外に何の興味も持てなかったから。
綺麗な夕焼けね。振り返りながらそう言いかけたけれど、夕日が照らし出す彼女の顔につい見とれてしまって、そんなことはどうでもよくなった。
じっと見つめている私に気づいたんだろう。どうかしました?と首をかしげて聞いてくる鹿目さんに、ちょっと疲れちゃって、と誤魔化して目を逸らした。じゃあ、早く帰りましょう。そう言って差し出された彼女の手を取ると、指を絡めるようにして繋がれた。
「少し…恥ずかしいわ」
「そうですか?」
寂しそうな笑顔と、名残惜しそうに離れてゆく指。
「いや…っ!」
「マミさん…?」
きゅっと指先を握って引き留める。困らせちゃっただろうか。呆れられちゃっただろうか。こんなわがままな先輩なんて相手にしていられないと、そう思われてしまったらどうしよう。
「恥ずかしい…けど、ね」
…嬉しいの。小さく紡ぎ出した声はどうやら彼女にも届いたみたいだ。
「私も、嬉しいです」
囁くような言葉に添えられた幸せそうな笑顔は、どんなに美しく飾られた愛の言葉よりも、私の心を満たしてくれる。