【まどか☆マギカ】マミ×まどかスレ 2at ANICHARA2
【まどか☆マギカ】マミ×まどかスレ 2 - 暇つぶし2ch422:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 20:53:08.83 FbfAb4I30
マミさんの悩みが正義の味方を打ち明けられない程度とすると… 前半
「川原で花火大会?」
「そうそう。巴さんとは中々遊べないし、こんなイベントの時ぐらい、いいでしょ?」

 一人暮らしに魔法少女の使命が重なっている私は、確かに友達と遊びに行く時間が少ない。でも、こんな事を言わせてしまうほど接点が少なかったかしら。ともかく私は帰宅してすぐに大急ぎで着替え、キュゥべぇの夕飯だけ用意して待ち合わせ場所に向かった。
「お待たせ。あれ?みんな洋服?てっきり浴衣だと思ってたのに」
「巴さんのことだから洋服で来ると思ったのよ」
「皆が浴衣の中で1人だけ洋服じゃ可哀想でしょ」
 相当気を遣わせてしまっているようで申し訳無かったけど、その心遣いが嬉しかった。道中のおしゃべりに花を咲かせたのは、決してその恩返しではない。

「あら?鹿目さん……?」
 花火を見るポイントも決まり、いよいよ始まろうかという時、人混みの中に見つけてしまった。背が高いわけでもないし、この場では浴衣姿も珍しくない。ソウルジェムの反応を確認したつもりもない。なのに、どうして…あんな遠くにいるのに…?
 テレパシーで呼び掛けようとして…やめた。今は大切な家族水入らずの時間。私にはもう二度と得られない時間。だからこそ鹿目さんにはその時間を大切にして欲しい。
 羨ましさも寂しさも無い訳じゃないけど、後ろ姿でも分かる鹿目さんの楽しそうな姿が私の目を細ませる。
「巴さん、花火見てる?」
 いつの間に始まっていたのか、一向に上を見ていないのに気付いた友から声が掛かる。
「カッコいい男子でも見つけた?」
「いないわよ、そんなの」
「ふーん、つまんないの」
 慌てて否定する姿でも期待されてたのだろうか?残念ながら私には意中の男子なんていない。構わず空を見上げる。
「綺麗ね…」
 空に咲いては消える花々を見て思わず呟いていた。

 魔法少女の使命は時と場所を選んでくれない。それとも、選んでいるからこんな時なのか。
(ソウルジェムに…反応!?)
 そっと抜け出すべきかどうか考えたけど心配させるといけないのでやめる。嘘を吐くことになるのが心苦しいけど仕方が無い。
「いけない!今日は親戚に生活状況の連絡しないといけないんだった。ごめんね」
「一人暮らしじゃしょうがないもんね。またね、巴さん」
「また遊ぼ。その時はちゃんと親戚に連絡しておくんだよ」
 本当のことを言えないのが辛いけど、事情があることを理解してくれるのが嬉しかった。今夜はその分も頑張らなきゃ。

「マミさん!」
 いつの間に、どうやって抜け出してきたのか、後ろから声が掛かる。私は、まだ随分遠くにいるのに妙にはっきりと聞こえた声の主を待つ。
「マミさん。ソウルジェムに反応です。魔女かも」
「それはそうだけど、鹿目さん。ご家族はいいの?」
 魔女と戦う宿命は普段の生活を犠牲にすることもある。そんなこと判っているのに、気に掛けずにはいられなかった。
「それを言うならお互い様です。マミさんこそ久々にお友達と一緒でしたのに」
「あら、見ていたの?」
「えへへ。それもお互い様です」
 なんかちょっと照れくさい。誤魔化すように戦意を高揚させる。
「お…おしゃべりは魔女を倒した後にしましょう」
「はい」
 そう、今は折角の花火大会を邪魔する魔女をとっちめてやらないと。


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