11/07/16 00:11:41.99 kzn44zjY0
唯「んひっ…んひっ…んひっ…("q")」ピクピク
憂は駆け付けると姉を抱き起こして様子を見ました。すると口の中に何か大きな異物が入っているのです。
唯ちゃんは常に鼻が詰まっているので口呼吸しか出来ません。
その為、どうやら口の中の異物が原因で呼吸困難に陥っているようです。
憂「何をやってるのよ、お姉ちゃんっ!早く吐き出しなさいっ!」
唯「むふぅぅぅぅ…むふぅぅぅぅ…むふぅぅぅぅ…("q")」
ですが唯ちゃんは頑なに口を閉じたまま、一向に口を開こうとしません。
このままでは姉の命が危険です!
憂「いい加減にしろ、この池沼がっ!」
痺れを切らした憂は口を無理矢理こじ開け、中に手を突っ込み異物を吐き出させました。
唯「は~ふ~ は~ふ~ は~ふ~("q")」グッタリ
憂「ハァ~~~!」
憂は安堵の溜息.を吐くと、姉の口の中に入っていた異物を見てみました。
それは血と涎にまみれカスタネットでした。
唯ちゃんは『子供達に取られたら宝物のうんたんが壊されてしまう』と思ったのでしょう、
口の中にカスタネットを入れて必死に守っていたのです。
普段の憂なら姉のこんな池沼行動を見たら問答無用で即お仕置きです。
もちろん唯ちゃんには自分の池沼行動の事なんてさっぱり分かっていません。
しかし本能で『お仕置きされる』と感じとったのでしょう
唯ちゃんは目をつぶってガタ ガタと震えました。
唯「あうっ!(((>q<)))」ガクガクブルブル
ですが一向にお仕置きが始まる気配が有りません。
唯「あ~う……?("q")」
唯ちゃんが不思議に思い目を開けてみると、
憂はその瞳からポロポロと大粒の涙を流していたのです。
唯「あう?うーい どちたの?(゚q゚)」
唯ちゃんは憂がなぜ泣いてるのか分かりません。
憂「うっうっ…うわああーーーん!お姉ちゃぁぁぁん!お姉ちゃぁぁぁぁん!うわああーーーーーん!」
憂は小さな子供のように泣きじゃくり溢れる涙はもう止まりません。
唯「びぇぇぇ~~~~~~~~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!! (>q<)」
唯ちゃんも安心したのでしょうか?なぜか泣き出してしまいました。
昼下がりの公園に姉妹の泣き声がいつまでもいつまでも響き渡っていましたとさ
まだ終わりじゃないよ。後一回で終わる予定