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金持ちの愛人だった母を失い、父も知らず孤独に生きてきたほむら
そんな彼女を救ったのは一人の少女、鹿目まどかだった。
だが、そのまどかは既にこの世界の一部ではなくなってしまった。
その代わり、孤独ではない「新しい過去」ができた。
まどかの記憶と共に、新しい世界の記憶も、またほむらとともにあった。
まどかの親友だったさやかと仁美、この二人が「ほむらの親友」だったことになり
さまざまな温かい思い出が、ほむらの中を満たしていった。
そしてマミと杏子という仲間も。
だが、美樹さやかは新しい世界でも魔法少女となり、まどかのもとに導かれてしまった。
仁美、杏子、マミとともに悲しみに暮れるほむらのもとに
あったこともない父からの連絡があった。
「娘が行方不明になった。跡取りが必要なので、正式に引き取りたい。学校の成績もいいし、消えた娘より申し分がない」というものだった。
母を捨てた男だけあって、とてつもなく自分勝手な言い分だと思ったが、その名前を見てほむらは硬直した。
「美樹○○?美樹さんのお父さん?」