11/05/04 06:21:19.80 APo+ZJgb0
箒(どうしてこんなことに…一夏やめてくれ……一夏…一夏！)
箒「ハッ！？」ｶﾞﾊﾞｯ
箒「ゆ…め…なの、か……？」
箒「ハァ…ハァ…いやな夢だ…あんな悲しい…」
箒(今は…朝の4時。一夏はまだ眠っているだろうな…)
箒は隣のベッドで眠っている一夏の方へと身体を向け小声で囁く
箒「一夏、起きているか？」
一夏「Zzz…」
箒(やはりまだ眠っているか…)
箒(一夏、今日だけだ…今日だけだから、許せよ)ｺﾞｿｺﾞｿ
そう言うと箒は自分のベッドから抜け出し一夏のベッドへと潜り込んだ
箒「一夏…」ｷﾞｭｯ
一夏「ん…んん……んっ？箒…？」
箒「！」
一夏「どうしたんだ？俺のベッドに潜り込んできて」
箒「す、すまん。起こしてしまったな…」
一夏「いいよ別に。それよりどうしたんだ？何かあったのか？」
箒「そ、その…すごく、怖い夢を見たんだ…」
一夏「夢？」
箒「そうだ。本当にすごく怖い夢だったんだ…。>>931という内容で、夢の中の感覚を現実に体験したかのように鮮明に覚えていて…」
箒「一夏に殺されることももちろん辛かったが、何より私と一夏があんな悲しい結末を迎えるというのが耐えられなくて…」
箒「もしも現実にこのようなことが起こったらと思うと、不安で…たまらないんだ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
一夏「泣くなよ、箒」ｷﾞｭｯ
箒「一夏…しかし…んんっ！」
ﾁｭｯ
一夏「落ち着いたか？」
箒「あ、ああ…ありがとう///」
一夏「そうか、良かった。それに安心しろよ。どんなことが起きても俺が箒を守って見せる。何があっても箒を守ることができるくらい強くなって見せる」
一夏「箒がどんなに辛く苦しい状況に立たされても必ず俺が救い出して見せる。だから何も心配しなくていい。俺を信じろ」
箒「一夏…」
箒(あぁ、本当に一夏は…一夏の言葉がこれほどまでに、私を安心させてくれる…大好きだ、一夏)
一夏「って言っても、今はまだまだ未熟だけどな。千冬姉のようにはなかなかなれないよ」
箒「これから成長していけばいい。それに一夏一人に全てを背負わせたりはしない。私と二人で強くなろう」
一夏「箒…そうだな。俺たち二人ならどんな困難にも立ち向かえる。俺達はずっと一緒だ」
箒「あぁ、頼まれたって離れてやらないからな」
一夏「それはこっちの台詞だよ。絶対に離さないからな」
ﾁｭｯ
fin
>>931を見たらひらめいた
一夏と箒が恋人同士で部屋が同じだったりと時系列は自分でもよく分からん；；
そもそも恋人同士になった二人なら普段から一緒に寝てそうだけど細かいところは気にしない方向で
やっぱりこの二人にバッドエンドは似合わないな