11/05/04 06:20:20.37 tZPvDuyY0
箒「―>>931という夢を見たのだが…」
一夏「あ、ああ…」
箒「…それだけか?」
一夏「それだけかってどうすればいいんだよ…」
箒「もういい!部屋に戻る!」
一夏「おい箒!」
~箒の部屋~
箒「怖い夢を見たといっているのに『ああ』だけだと!?」
「だ、抱き締めるとまでいかなくとも慰めるくらいの甲斐性はないのか一夏には!」
「……やはり私には魅力がないからなのだろうか…」
「もしかして既に一夏には意中の相手がいるからそうしてもらえないのか?……そう思うと…胸が、締めつけられそうだ」
「最近良い雰囲気だと思ったのだが…もうどうして良いか分からなくなりそうだ……」
~一夏の部屋~
一夏「やっぱり慰めるべきだったよな…本当は抱き締めたかったけど、箒に怒られそうだし」
「確かに箒の夢の通りやっと箒が好きだって気づいた…」
「臨海学校の時の夜の浜辺みたいな雰囲気があればすぐにでも告白したいくらいだ…チャンスさえあれば絶対に箒と…」
「けどあまりぐずぐずしてて箒が他の男とくっついたりしたら……」
「ツラい…それだけは本当にツラすぎるぞ……どうすりゃ良いんだ……」
一夏「はぁ……箒……」
箒「はぁ……一夏……」
完璧な両想いなのにふみきれない二人