11/04/20 11:50:28.65 krQrF2kcO
突然だけど、子供の学校の献立表に書いてあった『ようふうおでん』を『ふうふうおでん』と誤読したところからこんなのが派生した
↓
唯「あずにゃ~ん、ふーふーして~」
梓「そ、それくれらい自分でやってください!」
唯「えぇ~、私あずにゃんがふーふーしたがんもどき食べたいよ~」
梓「じゃぁ取ってあげますから、後は自分でお願いしますね」
唯「うぅ……あずにゃんのいけず~。あ、玉子と竹輪麩もお願い~」
梓「そんなこと言われてもやりませんから。……はいどうぞ」
唯「ありがと~。はぁ……あずにゃんがふーふーしたおでんが食べたかったなぁ~」
梓「まだ言いますか……」
唯「えぇ~、だってさぁ、あずにゃんがふーふーしたおでんと、そうじゃないおでんは味が全然違うんだよぉ~」
梓「それって……どんな違いなんですか?」
唯「えっとね~、二つあるんだけど~、一つはあずにゃん味の追加だね」
梓「……なんか、物凄く怪しげな味って感じがするんですけど」
唯「怪しくなんかないよぉ。あずにゃんの味なんだから」
梓「……激しく誤解されそうな言動は慎んで下さい」
唯「……なんか変なこと言った?」
梓「自覚無しですか……まぁいいです。それで、もう一つは一体なんですか?」
唯「えっとですねぇ~、そのぉ……」
梓「どうしたんですか?急に口ごもっちゃって……」
唯「あの……ね、……あずにゃんの愛情が追加されているって感じ……かな」
梓「……そんな事で……」
唯「変わるよ」
梓「……本当、ですか?」
唯「試してみる?」
梓「……はい」
唯「じゃぁ、あずにゃんのお皿にある竹輪麩を一口食べてください」
梓「ぱくっ……もぐもぐ……ごっくん……」
唯「では次に、私がこれからふーふーする竹輪麩を食べてください。……ふーふー、ふーふー、はい、あーん」
梓「あーん……ぱくっ……もぐもぐ……んっ?んんっ!?……もぐもぐ……もぐもぐ……ごっくん……」
唯「どうだった?」
梓「た、確かに違います!自分で食べるのと全然違います!!物凄く美味しくなりました!!」
唯「でしょ~?」
梓「でも、どうしてなんだろう……」
唯「あずにゃん、わからない?」
梓「……はい、わかりません……」
唯「んもぉ~、さっき私が言ったじゃ~ん」
梓「あ……えっと……唯先輩味と……あ、愛情が……追加されているから……ですか?」
唯「せいか~い♪だ・か・ら~」
梓「だから?」
唯「あずにゃ~ん、ふーふーして~♪」
梓「……良い、ですよ。でも、そ、その、かわりに」
唯「ん?」
梓「唯先輩!わ、私もふーふーしてください!!」
唯「……あずにゃんったら……ダ・イ・タ・ン☆」
梓「ふぇっ!?……あ!ち、違うんです!そうじゃなくって!」
唯「そうじゃなくって?」
梓「えっと、私も唯先輩におでんをふーふーしてあーんってして食べさせてもらいたいな、って思って言ったら変な感じになっちゃっただけです!!」
唯「わかってるってばぁ~♪じゃぁ大根から。……ふーふー……はい、あーん」
梓「あ、あーん……もぐもぐ……ごっくん。じゃぁ私からは……はんぺんを。……ふーふー……はい」
唯「あーん……もぐもぐ……ごっくん。それじゃぁお次はつみれを……ふーふー……あーん」
梓「あーん……ぱくっ……もぐもぐ……ごっくん。じゃぁ私からはがんもどきを……ふーふー……あーん」
唯「あーん……ぱくっ……もぐもぐ……ごっくん。……食べさせあいっこしながらだと、格別に美味しいね♪」
梓「……そうですね♪」
唯「じゃぁ次はねぇ……」
梓「それじゃ私は……」
おわれ