11/05/15 22:20:15.96 Hrl1CccJQ
梓の顎をそっと持ち、正面に振り向かせると再び唇を重ね合わせる。
そのままぎゅっと抱きしめ、唇を深く重ねていくと、梓もまたゆっくりと私に甘えるように腕を回し優しく抱き返してくれた。
何も着ていないこともあり、体を密着させていると梓の柔らかな体の感触と鼓動が直接伝わってくる……。
「梓……好き……」
「私もです……澪先輩……」
しばらくの間、お風呂場にはシャワーから流れるお湯の音と、時折お互いの口からもれる私と梓の吐息が静かに響いていた―
(FIN)
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以上でございます。
題名は「朝の湯煙の中で」です。