11/04/14 01:40:10.13 Oz8qpzQx0
>>779 続き
・・・・・・・・・・・
一夏「ん・・・ここは・・・?」
目を覚ますと、そこは白い部屋で・・・目の前にはカエル顔で白衣を着た初老の老人が立っていた。
そして老人は口を開いた。
カエル顔の老人「ここは病院だよ。君は昨日の昼に運び込まれてきたんだ。そして僕は君担当の医者だよ」
一夏「え、昨日?あれ・・・運ばれるって・・・ここは・・・」
カエル顔の医者「ああ、ここは病院だよ。君は放課後の学校で脳震盪起こして倒れたんだ。」
一夏「放課後・・・脳震盪・・・」
医者から聞いたそのキーワードを頼りに記憶を探ってみる・・・
一夏「あー・・・なるほど・・・」
俺は昏倒する前の記憶を鮮明に思い出した。ついでに箒のパンツの色も。
カエル顔の医者「ん?何を納得したのかはわからないけれど、君は運がいい。打ち所が悪ければ、もうここにはいなかったかもしれないよ」
一夏はそれを聞いて一瞬背筋がゾクっする感覚を受けた。
(流石は箒・・・お、俺って何歳まで生きてるのかな・・・高速で部分展開できるように訓練しておくか・・・)
カエル顔の医者「まぁ、次来るときがあっても必ず生きてここに来るんだ。そうすれば僕が必ず助ける。」
そういって医者は帰ろうとしたが、何かを思い出したように一言
カエル顔の医者「昨日からずっと君を訪ねて、待っていた娘がいる。いい子じゃないか・・・大切にしてやらないといかんよ。」
そう言い残し、医者は部屋を後にした。